007の60年を祝う
2024-10-28 13:40:12

60年目を迎えた007の伝説、ロールス・ロイスが新作を発表!

60周年を記念する特別なモデル、ファントム・エクステンデッド・ゴールドフィンガー



2024年10月25日、イギリスのグッドウッドにて、ロールス・ロイスは映画『007/ゴールドフィンガー』の公開から60年を迎えるにあたり、特別なモデルであるファントム・エクステンデッド・ゴールドフィンガーを発表しました。この車両は、映画に登場した悪役オーリック・ゴールドフィンガーが使用していた1937年型ファントムIII セダンカ・ド・ヴィルに敬意を表した一台です。

驚くべきビスポークデザイン


このモデルは、ロールス・ロイスがこれまでに手掛けたビスポーク仕様の中でも最も精緻な製品とされています。映画のシーンを思い起こさせるデザインが特徴的で、センターコンソールにはスピードフォーム型の18金のインゴットが配置されているほか、ピクニックテーブルにはフォートノックスを示す架空の地図が22金インレイで施されています。

トランクの内側に取り付けられた金色のゴルフクラブは、映画の中でボンドとゴールドフィンガーが初めて出会うシーンを彷彿とさせ、さらにハーレクイン柄の傘や007ロゴの投影も施されています。これらは全て、映画の重要なシーンを描写するアイテムです。

精緻なディテールと高い技術


ロールス・ロイスの最高経営責任者であるクリス・ブラウンリッジ氏は、このプロジェクトがクリエイティブチームにとって想像力を発揮できる刺激的な挑戦だったと語っています。この特別な車両は、さらに洗練されたデザインで、多くの要素が映画に基づいて深く反映されています。また、英国・欧州・ロシア・中央アジアのリージョナル・ディレクターであるボリス・ウェレツキー氏も、デザインを通じて映画のストーリーが表現されていることを強調しました。

映画の名場面が再現されたファントム


ファントム・エクステンデッド・ゴールドフィンガーは、映画の流れを感じられるような工夫が随所に見受けられ、特に注目すべきはフルカ峠の等高線地図を描いたギャラリーです。この造形は、映画でボンドがゴールドフィンガーを追いかける有名なシーンを思い起こさせるものです。スターライトヘッドライナーには、1964年に撮影されたフルカ峠の星空が再現され、719個の星が微妙なゴールドの色調で輝きます。

これらの美麗なディテールは、ロールス・ロイスの職人たちの卓越した技術を示しており、完成には3年の歳月がかかりました。

さらに、映画のメッセージを込めた内部デザイン


インテリアに関しては、特にセンターコンソールに設けられた隠し収納が話題です。この収納は、映画に出てくるオーリック・ゴールドフィンガー関連のデザインが施され、実際に金塊を収めるための仕様となっています。グローブボックスには、ゴールドフィンガーの名セリフが刻まれており、映画の深い愛着が表現されています。

まとめ


このファントム・エクステンデッド・ゴールドフィンガーは、単なる自動車ではなく、映画『007/ゴールドフィンガー』への愛と敬意が込められた、まさにアートの域に達しています。これを手にすることができるのは一人のみですが、その存在感は映画ファンや自動車愛好者にとって語り継がれることでしょう。


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会社情報

会社名
Rolls-Royce Motor Cars Limited
住所
Summit Avenue Farnborough, Hampshire GU14 0FBSummit ONE
電話番号

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