LONGiがブルームバーグNEF Tier 1リストに選定
LONGi(ロンジ、LONGi Green Energy Technology Co., Ltd.)は、中国・西安に本社を構える世界的な太陽光エネルギー企業です。この度、ブルームバーグNEF(Bloomberg New Energy Finance)が発表した2026年第1四半期版Tier 1リストにおいて、LONGiは太陽光パネル(太陽電池モジュール)メーカーおよび蓄電システム(ESS: Energy Storage System)メーカーとして選ばれました。
このTier 1リストは四半期ごとに更新され、太陽光および蓄電システム業界において、企業の市場での受容性やバンカビリティを示す重要な基準とされています。また、再生可能エネルギープロジェクトに関する投資判断や金融機関によるリスク評価においても広く参考にされています。
LONGiの太陽光パネルへの継続的な評価
LONGiの太陽光パネルメーカーとしての選定は、2017年第2四半期以降で33回目となります。選定基準は、過去2年間に自社製造の太陽光パネルを使用した6件以上のプロジェクトが、異なる商業銀行からノンリコース融資を受けていることが含まれています。これにより、LONGiは非常に高い技術力と市場での信頼性を示しています。
蓄電システムの革新
また、蓄電システムメーカーとしては、2025年11月にLONGiグループとなったPotisEdge(ポティスエッジ)との共同選定が発表されました。こちらはPotisEdgeとして7回目、LONGiとしては初の選定です。選定の基準は、過去2年間に自社ブランドの蓄電システムを供給した6件以上のプロジェクトが必要であり、蓄電システムの定格出力や容量に関しても要件が設けられています。
新たなエネルギーの柱「Stability Triangle」
さらに、LONGiは太陽光、蓄電、水素エネルギーを統合したエネルギーソリューションを展開しています。2025年11月には、英国でワンストップ型の蓄電システムソリューションが発表され、LONGiグループ副社長のシャ・デニス(She Dennis)は、これら三つのエネルギー源をつなぐ「Stability Triangle」という概念を提唱しました。これは、クリーンエネルギーを生み出し、それを蓄えることでエネルギーシステムの安定性を高め、水素エネルギーによって需給バランスを調整する役割を果たすものです。
グローバルな市場戦略
LONGiの市場展開も着実に進んでいます。最近では、オランダでの展示会「ソーラー・ソリューションズ・アムステルダム2026」において、パートナー企業と戦略的な提携を結び、計600MWhの蓄電システムと100MWの高効率太陽光パネルについて契約を締結しました。これに加えて、LONGiの蓄電システム事業は中国や東南アジアで複数の案件を獲得し、出荷が進んでいます。
日本市場における期待
なお、日本市場における具体的な展開や販売体制については、まだ未定ですが、LONGiは市場環境やお客様のニーズに応じて計画を検討するとしています。
この度のブルームバーグNEFのTier 1リストにおいて、LONGiが太陽光パネルと蓄電システムの2分野で選定されたことは、同社の「太陽光+蓄電+水素」を基にした統合型エネルギー戦略の重要な階段となります。LONGiは今後も持続可能なエネルギーの普及に貢献していくことでしょう。
LONGiグループについて
2000年設立のLONGiは、卓越した太陽光発電技術を誇ります。「太陽エネルギーを利用してグリーンエネルギーの世界を創る」という使命のもと、技術革新に取り組み、単結晶シリコンウェハ、単結晶太陽電池セル、蓄電システムなど、幅広く事業を展開しています。信頼性の高い製品を提供し続け、再生可能エネルギーの導入促進に貢献しています。