高槻市の小中学生ダブルダッチチーム、世界大会出場を報告

令和7年5月21日、府内に位置する高槻市の市役所では、小中学生のダブルダッチチームが特別な報告を行いました。彼らは日本の全国大会で優秀な成績を収め、神奈川県で行われる「ダブルダッチコンテストワールド2025」に出場することが決定したのです。

出席したのは、高槻市のダブルダッチスクールに通う小学1年生の選手1名と、中学生11名の計12名。彼らはそれぞれ「Don Legit」と「Rough Necks」という2つのチームを組み、日々ロープを使った練習に励んでいます。この競技は、跳びながらダンスやアクロバットの技を織り交ぜたもので、見る者を引き込む魅力があります。

日本大会では、30チームがしのぎを削る中で、「Don Legit」が3位、「Rough Necks」が5位に輝き、多くの仲間たちの応援を背に世界大会への切符を手にしました。競技は鼓動と共に進む音楽に合わせてダンスやステップの美しさが試されるため、彼らは練習の成果を存分に発揮しようと意気込んでいます。

この日、市役所を訪れた12人は、緊張しながらも誇らしげに自分たちの成績と目標を報告しました。チームを代表して臼井優菜さんと足立葵叶さんが壇上に立ち、「世界一になれるように頑張ります」と力強く宣言しました。足立さんはさらには「私たちの努力がしっかりと結果に結びつけられるよう、一生懸命に練習してきました」と続け、大会への準備に対する熱い思いを語りました。

高槻市の濱田剛史市長は、このダブルダッチの若き選手たちの報告を受けて「両チームの活躍を期待しています」と激励の言葉をかけ、彼らの挑戦を支える姿勢を示しました。選手たちにとって、この大会出場は夢の一歩であり、同時に高槻市民を代表する誇りでもあります。

ダブルダッチの魅力は、単に技術の向上だけに留まりません。チームワーク、友情、そして自己表現を通じて、若い世代の成長に大きな影響を与えています。彼らの挑戦は、高槻市だけでなく、多くの人々に勇気と感動を与えることでしょう。第1の目標である世界大会での成功を信じて、選手たちは引き続き練習を重ねていくことでしょう。そして、この挑戦を通じて新たな仲間たちとの絆も深まることでしょう。

高槻市の学生たちが、ダブルダッチを通じてどれだけ成長し、どんな活躍をするのか、大いに注目が集まります。