渋谷区のアロハ製作
2025-05-29 10:24:51

渋谷区がアダストリアと共に描く多様性の未来 - オリジナルアロハユニフォーム誕生

渋谷区がアダストリアと共に進めるアロハユニフォームプロジェクト



株式会社アダストリアの特例子会社であるWeOurが、渋谷区職員のために特別なアロハユニフォームを製作しました。この取り組みは、インクルーシブファッションプロジェクト「Play fashion! for ALL」の一環として行われており、渋谷区とS-SAP(Shibuya Social Action Partner)協定を締結したことにより実現しました。

デザインには地域資源を活用



新たに製作されたアロハユニフォームは、渋谷区の地域資源である「シブヤフォント」を使用してデザインされており、テキストで「HONOLULU」と「SHIBUYA」を組み合わせています。さらに、WeOurが展開する「Play fashion!」のロゴをデザインの中に取り入れ、地域のアイデンティティを強調しました。これにより、ユニフォームは多様性や地域思いやりの価値観を可視化する役割を果たしています。

このユニフォームは、渋谷区役所でクールビズの期間中に希望する職員が自主購入し着用することができ、さらにはホノルル市役所にも届けられる予定です。こうしたプロジェクトを通じて、地域のつながりを深め、多様性への理解を促進したいという意向が表れています。

シブヤフォントとその背景



「シブヤフォント」は、障がいを持つ方々とデザインを学ぶ学生との共創によって生まれたフォントです。このプロジェクトは、企業によるデータ利用を促進し、障がいのある人と社会との接点を創出することを目的としています。シブヤフォントは、渋谷の魅力を広めるとともに、シティプライドを感じる機会を提供しています。

姉妹都市提携と文化交流



また、渋谷区はアメリカ合衆国ハワイ州ホノルル市との姉妹都市提携を進めており、両都市は互いに文化や教育、観光などの分野で交流を深めています。ホノルル市のスローガンである「マラマハワイ」は「おもいやり」を意味し、渋谷区の「ちがいをちからに変える街」という理念とも共鳴しています。そのため、両都市は多様性やインクルージョンを推進する共同プロジェクトを進めています。

WeOurとその役割



WeOurは、アダストリアグループの特例子会社として、障がい者雇用の促進やサステナビリティ経営に努めています。アダストリアの一員として、しっかりとした職場環境を提供し、個々の特性を尊重し合うことで、240名以上の障がいを持つ方々が活躍しています。

プロジェクトの未来への期待



「Play fashion! for ALL」は、全ての人々にファッションを楽しんでもらうために立ち上げられたプロジェクトであり、今後も障がいの有無にかかわらず「着やすい服」を提供していく方針です。この取り組みが地域や国を越えて広がり、多くの人々にインクルーシブなファッションの楽しさを伝えられることを期待しています。

このプロジェクトを通じて、渋谷区とアダストリアは多様性を尊重する社会を目指し、新たな価値観を次世代に導き続けるでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社アダストリア
住所
東京都渋谷区渋谷2-21-1渋谷ヒカリエ29F
電話番号
03-5466-2050

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