ラブリー・ペット商事がBtoC市場へ進出
ペット用品の卸売りで知られるラブリー・ペット商事(以下、ラブリー社)が、BtoC市場に参入し新しい通販サイト「Lovelyにゃんフェスタ公式通販」を立ち上げました。このサイトでは、クラウドEC構築プラットフォーム「メルカート」が採用されており、ユーザーエクスペリエンスを高めるためのさまざまな工夫が施されています。
新しい販売チャネルの誕生
ラブリー社は、これまで主にBtoB事業を展開し、全国のペットショップや量販店への商品供給を行ってきました。一方、自社主催の「Lovelyにゃんフェスタ」という体験型イベントも盛況を博していますが、イベント開催期間以外での顧客接点を確保することが課題となっていました。そこで、この通販サイトはイベント来場者をEC会員として迎え入れ、持続的な顧客関係を築くための施策が講じられました。
LINEを活用した顧客コミュニケーション
同サイトでは、顧客とのコミュニケーション基盤をLINEを通じて構築しています。会員登録時にはLINEログイン機能があり、自然な流れでLINE公式アカウントを友だち追加することができます。これによって、EC会員情報とLINEアカウントが紐づけられ、個別対応のコミュニケーションが可能になるのです。これにより、イベント参加者がスムーズにECサイトを利用できるようになります。
換気の良いデザイン設計
「Lovelyにゃんフェスタ公式通販」は、イベントやSNSなど多様な流入経路を考慮したデザインが採用されています。観光客や新規顧客が訪れても「別のサイトに移動した」と感じないように、ゼロベースからのデザイン構築が行われています。この親しみやすくシンプルなデザインは、幅広い層の利用者にとって利用しやすいサイトになっています。加えて、将来的には商品の取り扱いを拡大する可能性があっても、同じ基盤のままで成長し続けることができるよう設計されています。
業務効率化のための施策
初めてBtoC EC事業を運営するラブリー社は、日常の運用の負担を軽減するためにさまざまな施策を導入しました。商品画像やバナーの統一規格化、関連商品の自動表示機能などが整備され、これにより運用の効率が向上。ユーザーにとっては、商品の質感や詳細を確かめやすい機能も実装され、実店舗に近い買いやすさを実現しています。
30年近い信頼と実績を背景に
1985年の設立以来、ラブリー・ペット商事はペットフードや用品の卸売業というニッチなマケットで地道に成長を続けてきました。この新たなBtoCへの展開も、その信頼性と高い商品調達力を背景にしたものであり、すでに多くのファンを持つ企業です。しかし、進化する市場にあわせて、新たな試みを続ける姿勢が求められています。
引き続き、その動向から目が離せません。新しい通販サイトが、日本のペット業界にどのような変革をもたらすのか、多くの期待が寄せられています。