無人機ガーディアンのデモフライト
2018-05-10 16:01:16

日本初の大型遠隔操縦無人機「ガーディアン」デモフライト開始!壱岐空港で新たな時代を迎える

日本初の大型遠隔操縦無人機「ガーディアン」のデモフライトが始動



2023年5月、長崎県壱岐空港において、日本初となる大型遠隔操縦無人機「ガーディアン」のデモフライトが開始されました。このプロジェクトは、壱岐市とジェネラル・アトミクス・エアロノーティカル・システムズ(GA-ASI)との強力な連携のもと、実現に至りました。デモフライトに先立って行われた記念式典には、GA-ASIのCEOリンデン・ブルーと壱岐市長白川博一も出席し、両者の友好関係を示す記念品の交換が行われました。

デモフライトは、壱岐空港の滑走路を午前11時20分に離陸し、約3時間の飛行を経て無事に帰還しました。GA-ASI CEOリンデン・ブルーは、今回のプロジェクトに対する壱岐市や関係機関の協力に謝意を表し、気象や災害、海洋観測に関する貴重なデータ取得に期待を寄せています。

一方、白川市長は「実りの島壱岐」での試験が平和的な利用に貢献すると述べました。特に、海難時における支援や環境調査が今後の重要な課題だと強調し、地域への広報効果や国際交流の促進にも注目しています。

デモフライトの目的と意義



今回のデモフライトでは、以下の3つの目的でデータが収集されます。
1. 気象・災害・海洋観測支援
2. 海難・救助支援
3. 航空・通信・産業利用支援

収集されたデータは、国内の研究機関に提供され、科学研究や国際的な無人機飛行の許可制度の構築に寄与することが期待されています。

なお、一般開放日も設けられあり、壱岐市民がガーディアンを間近で見ることのできる機会が提供されます。開催日は2018年5月13日、午前10時よりスタートです。

ガーディアンの特性



この無人機は、見通し外での長距離飛行が可能で、高度な情報収集や監視ミッションを実施できます。特に注目すべきは、以下のパフォーマンス特性です。
  • - 翼幅: 24m
  • - 全長: 11.7m
  • - 最大離陸重量: 5670kg
  • - 最高高度: 海抜1万2000m以上
  • - 最大航続時間: 40時間

このような性能を活かし、未来の様々な分野において活用されることが見込まれています。

GA-ASIの詳細



GA-ASIは、無人航空機システム(UAS)や関連機器の設計・製造を手がける企業で、25年以上の実績を持っています。状況認識と迅速な対応が求められる今日において、同社は多くの革新をもたらしています。

壱岐市は九州北西部の玄界灘に浮かぶ美しい島で、周囲の自然環境と共に未来を見据えた技術が融合する場として、今後一層注目されるでしょう。デモフライトを通じて、全国での技術の進展に寄与し、壱岐市のさらなる発展が期待されます。

詳しい情報は、壱岐市公式ウェブサイト(壱岐市公式サイト)で確認できます。

会社情報

会社名
General Atomics Aeronautical Systems
住所
92064 Poway, CA, USA14200 Kirkham Way
電話番号

関連リンク

サードペディア百科事典: 長崎県 壱岐市 ガーディアン GA-ASI

Wiki3: 長崎県 壱岐市 ガーディアン GA-ASI

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。