森永乳業の新たな挑戦
2024-08-30 13:09:57

森永乳業、自然資本への配慮を強化した情報開示を発表

森永乳業、自然資本への取り組みを強化



森永乳業は、自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)の情報開示フレームワークにしたがって、自社のサステナビリティに係る取り組みを新たに発表しました。この取り組みは、自社のサプライチェーンにおける自然資本の評価と分析を基にしており、企業としての環境意識を高めていることを示しています。

TNFDとは?


TNFDは、企業や金融機関が自然資本及び生物多様性に関するリスクや機会を適切に評価し、開示するための枠組みを提供する国際的なイニシアティブです。森永乳業は、TNFDが推奨する「ガバナンス」「戦略」「リスクと機会の評価」「指標と目標」という4つのポイントに沿って、自然資本との関連性をしっかり把握し、活動に反映させています。

自然資本への依存を評価


具体的には、森永乳業は主要調達品目20品のうち、特に自然資本リスクが高いとされるコーヒー豆の調達に注目し、そのリスクと機会、さらには財務的影響の評価を行いました。この結果、企業活動と自然資本との相互作用をより明確にし、持続可能な事業運営に繋がる情報開示を行うとしています。

生物多様性の重要性


また、森永乳業は「マウントレーニア」シリーズにおいて、持続可能なコーヒー生産を支援する取り組みも行っています。例として、2005年よりレインフォレスト・アライアンス認証を受けたダテーラ農園のコーヒー豆を使用し、ユーザーに持続可能かつ高品質な製品を提供しています。また、ダテーラ農園が進める環境保護プロジェクトにも日本企業として唯一参画し、「マウントレーニアの森」と名付けた植樹活動なども行っています。

サステナビリティ中長期計画2030


森永乳業は、コーポレートスローガン「かがやく“笑顔”のために」を掲げ、2030年に向けたサステナビリティ中長期計画を推進中です。この計画には、「食と健康」「資源と環境」「人と社会」を柱にした重要な課題とKPIが設定されており、企業活動の様々な側面で生物多様性へ配慮した取り組みがなされています。

環境教育の推進


最後に、森永乳業は社内外のステークホルダーとも連携し、その取り組みを深めています。特に、従業員に向けて環境教育を推進し、生物多様性に対する認識向上を図る施策などが展開されています。

森永乳業が新たに開示した情報は、単なる企業の活動にとどまらず、持続可能な社会の実現に向けた一歩を踏み出した重要な取り組みであると言えるでしょう。詳しい情報は森永乳業のサステナビリティサイトをご覧ください。


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会社情報

会社名
森永乳業株式会社
住所
東京都港区東新橋1-5-2
電話番号
03-6281-4680

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