「風を掘る」展
2026-06-26 11:14:10

北海道のアートとサイエンスが交差する展覧会「風を掘る」

北海道のアートとサイエンスが交差する展覧会「風を掘る」



2026年7月に、札幌文化芸術交流センター SCARTSで開催される永田康祐の展覧会「風を掘る」が注目を集めています。この展覧会は、北海道大学との協働プロジェクトとして行われ、アートとサイエンスの融合をテーマにした新作映像作品が展示されます。

リジェネラティブな視点



展覧会のテーマは「リジェネラティブ」で、これは環境再生に焦点を当てた概念です。人間の働きかけを通じて、自然本来の再生力を引き出し、環境をより良い状態へと育む視点が求められています。この考え方は、農業や漁業、林業などの一次産業を中心に広まりつつあります。

サステナブル(持続可能性)と比較して、リジェネラティブは自然環境の回復や再生を重視しており、人と自然の関係性を見つめ直し、豊かな循環を生み出すことを目指します。この新たな視点は、現代社会における重要なテーマの一つとなっているのです。

永田康祐の探究



永田康祐は、北海道の豊かな自然を背景に、気候変動や人口減少、エネルギー関連の課題にも焦点を当てています。特に再生可能エネルギーの導入が進む中で、風力発電に関するリサーチを行っています。彼のアート作品は、データセンターによる膨大な電力消費の影響を考慮し、消費と生産、都市と地方、経済活動と環境保護の関係性を探求しています。

彼が制作する映像作品では、風力発電の風景やエネルギー生産現場を取り上げ、情報社会を支えるエネルギーの在り方とその社会的背景を映し出します。この取り組みは、観衆に新たな価値や視点を提供するものとして期待されています。

アーティストとプロジェクトの概要



SCARTS×CoSTEPアート&サイエンスプロジェクトは、若い世代にアートとサイエンスへの探究心を育むことを目指した取り組みです。このプロジェクトでは、社会的に関心の高い科学的トピックをテーマにして、アーティストが自身の探求とリサーチを通じて新たな表現を行います。トークイベントやワークショップなど、様々な活動を通じて参加者が自身の感性を刺激し、異なる専門領域の交錯を体験できる場を提供しています。

さらに深まるリサーチと交流の場



展覧会期間中には、アーティストトークやワークショップも予定されています。アーティストトークでは、永田康祐が制作プロセスやリサーチの結果を共有し、参加者と共に知識を深めていく場が設けられます。また、ワークショップでは、参加者自身が未来のエネルギー使用について考え、手紙を書くセッションが行われます。

この展覧会は、アートとサイエンスが融合する新たな視点を提供し、参加者に刺激を与える貴重な機会です。北海道における現代アートとサステナビリティ論がいかに結びつくか、ぜひその目で確かめてみてください。

展覧会詳細


展示期間: 2026年7月10日(金)~7月20日(月・祝)
時間: 10:00~17:00
会場: 札幌文化芸術交流センター SCARTS コート、モールA・B(札幌市民交流プラザ1階)
料金: 入場無料

お問い合わせ


札幌文化芸術交流センター SCARTS(札幌市芸術文化財団)
札幌市中央区北1条西1丁目 札幌市民交流プラザ2階
TEL: 011-271-1955 (9:00~17:00)


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会社情報

会社名
公益財団法人札幌市芸術文化財団
住所
札幌市南区芸術の森2丁目75番地
電話番号
011-592-5111

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