『IWA』の誕生
新たな日本酒ブランド『IWA』が、株式会社白岩から登場しました。これは、1000年の歴史を誇る日本酒文化に新しい章を加えるもので、5代目醸造最高責任者としてドン・ペリニヨンを率いたリシャール・ジョフロワの手によって生み出されました。この『IWA 5』は、他に類を見ないブレンド技術を駆使し、世界基準の真の日本酒を目指しています。
『IWA 5』は、富山の自然豊かな環境で伝統的な技法を用いて生産されています。ジョフロワは、日本酒に調和をもたらし、プレステージにふさわしい品を追求しました。その結果、五感に響くような個性あふれる日本酒として仕上がっています。
日本酒の新たな調和
IWA 5は、単一の日本酒では表現しきれない多様な要素を持ち合わせています。ジョフロワは、精米歩合に依存する従来の価値観を越えるべく、異なる地域からの酒米3種類—山田錦、雄町、五百万石—と5種類の酵母を組み合わせることにより、深いハーモニーを創出しました。
「ブレンドとは、多くの楽器を使って演奏することに似ています。可能性を探り、優れた要素を選び出し、調和のある音楽に仕立て上げていく作業です。」とジョフロワは語ります。この言葉からも、彼が日本酒作りに対して深い思いを抱いていることが伺えます。
富山県の自然を背景に
IWAの根源は、富山県立山町白岩に位置します。ここは世界有数の深雪地帯で、日本アルプスの清らかな水が流れる絶好の環境です。10ヘクタールに広がる稲田は、IWAを形作る上での重要な要素です。企業名の「白岩」やブランド名の「IWA(岩)」も、この地域に由来しています。
デザインの革新
IWA 5の美しいボトルデザインは、著名なデザイナーであるマーク・ニューソンによって手掛けられました。彼は伝統的な日本酒のボトルに革新的な色味と質感を与え、深く艶のある仕上がりを実現しました。書道家の木下真理子やアートディレクターの中島英樹とのコラボレーションにより、ボトルには動きが生まれ、静と動の対比が表現されています。
新たな酒蔵の誕生
2021年春には、隈研吾による現代的な酒蔵「白岩」が富山県立山町にオープンしました。この酒蔵は風景と調和し、IWAの理念を体現した場所となっています。施設は「包容力のあるコミュニティ」を育む場としても機能するでしょう。
進化し続ける日本酒
IWA 5は、完成されたレシピを持たず、実験的なプロセスで進化していきます。毎年新しい特徴を引き出し、私たちを魅了する新しいIWAが生まれます。これにより、常に新鮮で多様な体験を提供してくれることでしょう。
IWA 5は、公式ウェブサイト
https://iwa-sake.jp で購入可能で、厳選されたレストランでも楽しむことができます。また、公式インスタグラム
https://www.instagram.com/iwa.sake でも最新情報をチェックできます。製品に関するお問い合わせは、
[email protected] までどうぞ。