自走式ロープウェイ
2025-10-20 17:06:45

新たな自走式ロープウェイ『Zippar』が政府の調査事業に採択!

新たな交通システム、Zipparとは?



最近、Zip Infrastructure株式会社が内閣府の「令和7年度先端的サービスの開発・構築及び規制・制度改革に関する調査事業」へ採択されました。この事業は、地域交通の課題解決を目指すもので、特に公道外での運行に関する技術基準の整備が求められています。

Zip Infrastructure株式会社の概要



設立は2018年7月、福島県南相馬市に本社を置くZip Infrastructureは、都市の交通渋滞や運転手不足といった地域の交通課題を解決するために、新たな交通システムであるZipparの開発を行っています。代表取締役CEOの須知高匡氏と、COOのレボンキン・マリオ・イアン・カロス・フェリド氏のもと、次世代交通の実現に向けた取り組みを進めています。

自走式ロープウェイ『Zippar』の特徴



Zipparは「低コスト・自由設計・自動運転」を特徴とする革新的な交通システムです。この新しいロープウェイは、従来のモノレールに比べ、半分程度の輸送量を確保しながらも、なんと1/5のコストで建設できるという驚くべき特長を持っています。そして、車体内部にバッテリーおよびモーターを搭載しており、自走式であるため、直線部分はロープで、カーブ部分はレールを使って連続的に走行することが可能となっています。このようにすることで、通行の効率も大幅に向上します。

地域交通への貢献



Zipparが採択されたことにより、地域の交通インフラの充実が期待されています。特に公園や商業施設、空港などの公道外での運行が可能になれば、観光地や商業圏のアクセスも飛躍的に向上するでしょう。また、地域住民の方々の移動手段の選択肢が増え、より便利な生活をサポートする役割も果たします。

今後の展望



内閣府の採択を受けて、Zip Infrastructureは技術基準の整備に向けた検討を進める予定です。これは、Zipparが実際に運行を開始するための重要なステップです。技術基準が整備されることにより、地域での導入が現実味を帯びてくることでしょう。

最後に、Zip Infrastructureが提唱する「世界をよりスムーズに」というミッションが、実際に地域交通を改善し、未来志向の交通システムを提供する様子を楽しみにしたいと思います。今後の進捗に注目です!


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会社情報

会社名
Zip Infrastructure株式会社
住所
福島県南相馬市原町区萱浜字巣掛場45-245南相馬市産業創造センターA棟事務所区画1
電話番号

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