鈴茂器工、NRA Show 2025での出展を発表
鈴茂器工株式会社が、2025年5月17日から20日にかけて米国シカゴで行われる「National Restaurant Association Show」(以下NRA Show)に出展することを発表しました。この展示会は、アメリカ最大のレストランおよび食品サービス関連のイベントで、多くの業界関係者やメディアから注目を集めています。
1981年から続く技術革新
鈴茂器工は1981年に世界初の寿司ロボットを開発して以来、米飯加工ロボットのリーディングカンパニーとして業界を牽引しています。これまでに多くの寿司店や食品サービス業者にその技術を提供し、その成果は世界90ヶ国以上で確認されています。昨年のNRA Showでは、SUZUMOブースでの寿司やおにぎりのデモンストレーションが好評を得ました。
今回の出展に際し、鈴茂器工はアメリカ国内における販売およびメンテナンスを担当するSuzumo International Corporation(SIC)のリソースを活用し、北米市場での日本食文化の普及を目指します。特に、日系企業の海外進出をサポートする経験を基に、現地の飲食業者に新しい価値を提供することを目標としています。
注目の新製品S-Cube
今回の展示会で注目されるのが、2024年にリリースされたコンパクトシャリ玉ロボット「S-Cube」です。このロボットは、1時間あたり1,200貫のシャリを握ることができ、これから寿司ビジネスをスタートしたい事業者にも適しています。展示では、S-Cubeのデモンストレーションを通じて、その効率性と生産性の高さを実際に体験していただけます。
また、他にもシート出しのり巻きロボットや裏巻きロボット、シャリ玉ロボット、さらにはご飯盛付けロボットといった多彩な機器を展示予定です。具体的には、ブース番号12925にて皆様をお待ちしております。
北米市場のニーズに応える
北米においては、コロナ禍を契機に人手不足が深刻化し、機械化の流れが進んでいます。鈴茂器工では、日系事業者の進出が進む中で、日本食への関心が高まり、寿司だけでなくおにぎりやその他の日本食が多くの業態で消費されるようになってきたと感じています。大学、病院、カフェテリア、ビュッフェスタイルのホテルなど、様々な場面で米飯や日本食が利用されています。
こうした流れに沿って、鈴茂器工は新たなニーズを的確に捉え、製品の技術力をアピールしつつ、日本食文化の普及に貢献していきます。NRA Showを通じて、多くの来場者に日本食の「おいしさ」を伝え、新しい価値の創出を目指します。
会社概要
鈴茂器工株式会社は、1961年に設立され、東京都中野区に本社を構えています。資本金は11億54,418千円で、米飯加工機械や寿司ロボット、充填機械、包装資材などの製造販売を手掛けています。代表取締役社長の谷口徹氏のもと、鈴茂器工は自社技術の革新を追求し、今後も飲食業界の課題解決に向けて積極的に取り組んでいきます。
公式ウェブサイトやSNSでも情報を発信しており、最新の製品情報や展示会の詳細についてはぜひそちらもご覧ください。鈴茂器工の未来にご期待ください!