能登・石崎奉燈祭
2025-06-23 13:37:07

震災からの復興を目指す能登・石崎奉燈祭のクラウドファンディング

能登半島の伝統を取り戻す



能登半島の石崎町で、地震からの復興を目指し「石崎奉燈祭」が再開されることが決定しました。この祭りは、地域の誇りであり、百年以上の歴史を誇ります。2024年の能登半島地震がもたらした甚大な被害から、1年半が経過し、少しずつ町の復興が進んでいる中、そのシンボルである奉燈祭を復活させるためのクラウドファンディングがCAMPFIREによって開始されました。

石崎奉燈祭とは



石崎奉燈祭は、伝統的な海の祭りであり、神様への灯りの奉納として行われるイベントです。奉燈は、かつて北前船の帰港時に夜の海を照らす「迎え火」としての役割を果たしており、地元の漁師たちにとって心の支えでもありました。石崎町は江戸時代、幕府直轄の「天領」として栄え、海とともに生きる地域文化が育まれました。石崎八幡神社が建立され、こちらに奉納される奉燈により地域の人々の結束が強まったのです。

地震からの影響



2024年1月1日に発生した地震は、石崎町に深刻な影響を及ぼし、地域のインフラは大きく損なわれました。多くの住宅が崩壊し、道は陥没し、復興はままならぬ状態が続いています。テレビでの報道が減少するにつれ、地域の状況はより厳しさを増し、人々の心にも重くのしかかっています。

クラウドファンディングの目的



そのような厳しい現状の中、地域の人々は「石崎奉燈祭」の再開を決意しました。

地域に再び活気を取り戻したい
子供たちに自分たちのふるさとを残したい
* 地震を経て新たな誇りを次世代に手渡したい

これらの思いから、2025年の夏に向けて動き出しています。しかし、祭りを再開するためには、道路の修復や夜の明かりの確保、必要な装束の準備、広報活動など多くの資金が必要です。震災による経済的影響で、これまで町民が寄付で支えてきた活動も限界に達しつつあるのです。

プロジェクトの概要



クラウドファンディングのプロジェクトは、2025年6月20日から8月31日まで実施され、目標額は500万円です。このプロジェクトへの支援が、地域活性化の大きな助けとなります。支援者には感謝のメッセージや地域の名産品が提供される予定です。

「私たちは、ただ過去の伝統をなぞるのではなく、未来を守るために努力しています。皆さまのお力をお貸しいただき、この祭りを再開できるよう、ご協力をお願い申し上げます。」

町の未来と文化をつなぐこのプロジェクトに、ぜひ温かい応援をお寄せください。


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会社情報

会社名
石崎奉燈祭奉賛会
住所
石川県七尾市石崎町ソ-7-1七尾市石崎地区コミュニティセンター内
電話番号
0767-62-2835

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