京都大学発の学生起業「カタルシス」とは
京都大学の学生が創立した企業「カタルシス」は、2年目を迎え、新たに企業と学生を繋げる事業展開を進めています。この事業は、若者と社会人が対話を通じて新たな選択肢を見出す場を提供することを目指しています。
カタルシスのビジョンと事業概要
「カタルシス」のビジョンは「人々に未知なる選択の可能性を」というもの。これを実現するために、主に以下の事業を展開しています。
京都大学から徒歩すぐの百万遍に位置する「語り×BAR『Katharsis』」では、さまざまなテーマでの対話を楽しむことができます。店舗では、学生がスタッフとして勤務し、ドリンクを片手に若者たちが自由に語り合う空間が広がります。
- - 全国サードプレイスボランタリーチェーン(STJ)の運営
ブランチを全国展開し、他の地域でも「カタルシス」の理念を広める取り組みを行っています。
企業とのイベント運営、学生とのマッチング、広報支援など、様々な支援を通じて、学生と企業の接点を生み出します。特に、企業にとっては優秀な学生とのネットワークを築く貴重な機会となっています。
KDH(Katharsis Digital Hub)の導入
今年度からは「KDH」を導入し、よりインタラクティブな体験を提供しています。KDHでは、店舗会員登録や語りを促進する「K-Display」、さらに企業広告の掲示も可能となり、より多くの企業と学生の接点が生まれることを目指しています。
お客様とイベントの多様性
年間来客者数は6000人を超え、学生が中心の来客層となっています。特に京都大学の学生が多く、自身のキャリアや社会問題についての「語り合い」が行われ、非常にハイレベルな対話が繰り広げられています。また、店舗は年間を通して営業しており、年間行事として多くの学生主催イベントが開催されています。
代表的なイベントの紹介
学生デザイン事務所「DANDELION」との共同イベントで、クリエイター向けのLTや即興制作、特別なカクテルが提供されます。隔月で開催されています。
学生NPOと共に、毎回異なるテーマで社会問題について議論し、参加者同士で知見を深める機会を設けています。
企業支援事業の具体例
企業が新たな選択肢をキャッチできるよう、様々な形で学生と接点を持つ工夫が行われています。例えば、ある企業とのコラボレーションでは、学生たちが実際に企業の課題解決を考えるワークショップが行われました。
アクセスと連絡先
カタルシスへのお問い合わせは、
こちらの公式HPよりお願いします。企業が優秀な学生に出会う機会を提供し、新たなビジネスのきっかけを創出します。
会社概要
株式会社カタルシス
所在地:京都府京都市左京区田中門前町28−14 吹上ビル 3階 北号室
代表:山本周雅
設立:2020年4月
事業内容:サードプレイス店舗の運営、企業支援