千代田化工建設、水素エネルギーのコスト革命に挑む!
2024年12月12日、日本計画研究所(JPI)主催のセミナーで、千代田化工建設株式会社の岡田佳巳氏が水素エネルギーキャリアのコスト削減に向けた画期的な技術開発について講演を行います。
水素社会実現への鍵:コストダウン
水素エネルギーは、クリーンエネルギーとして注目を集めていますが、普及の大きな課題はコストです。千代田化工建設は、メチルシクロヘキサン(MCH)を用いるLOHC-MCH法の開発に注力し、2020年には国際的な大規模実証実験を成功させ、商業化段階へと進んでいます。しかし、世界的なスタンダードとなるためには、さらなるコスト削減と環境負荷低減が不可欠です。
セミナーのポイント:LOHC-MCH法の革新と未来
本セミナーでは、岡田氏によってLOHC-MCH法の現状と、その革新的な進化について詳細に解説されます。
講演内容のハイライト
水素エネルギーキャリアの現状と将来展望: さまざまな水素キャリアの特徴、コスト比較、そして未来予測について包括的に解説。
LOHC-MCH法の優位性: 水素サプライチェーン、水素ステーション、ハイブリッド型燃料電池開発におけるLOHC-MCH法の役割と強みを解説。
究極のコスト削減を目指した研究開発: MCHの直接製造と直接利用技術に焦点を当て、電解法や光触媒法といった具体的な技術開発について説明。MCH直接燃料電池やMCH電解脱水素技術など、革新的なアプローチが紹介されます。
誰のためのセミナー?
本セミナーは、水素エネルギーに関わる企業関係者、研究者、投資家、そして水素社会の実現に関心のある方々にとって貴重な情報源となります。講演後には質疑応答の時間も設けられており、専門家から直接技術的な疑問を解消できる機会となります。さらに、参加者同士の交流会も予定されており、ネットワーク構築にも最適です。
参加方法と費用
セミナーは会場参加、ライブ配信、アーカイブ配信(2週間視聴可能)の3つの方法から選択できます。費用は1名参加で33,780円(税込)、2名以上同時申込(社内・関連会社)で28,780円(税込)です。
まとめ
千代田化工建設によるLOHC-MCH法は、水素エネルギーのコスト削減という大きな課題に果敢に挑戦しています。本セミナーは、この革新技術の現状と未来を理解し、水素社会の実現に貢献したいと考えているすべての人にとって必聴の内容です。詳細およびお申込みは、日本計画研究所のウェブサイトをご確認ください。
セミナー詳細
日時: 2024年12月12日(木) 13:30 - 15:30
講師: 岡田佳巳氏 (千代田化工建設株式会社 グローバル本社フェロー 博士(工学)・技術士(科学部門))
場所: 日本計画研究所セミナー会場 (詳細はウェブサイトをご確認ください)
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申込先:
https://www.jpi.co.jp/seminar/17019