WOOLRICH、最新フィールド・ドキュメント写真集『WISH YOU WERE HERE YUZA』を発刊
アメリカ最古のアウトドアブランドであるWOOLRICH(ウールリッチ)が、日本発のレーベル「WOOLRICH OUTDOOR LABEL」から新たなフィールド・ドキュメント写真集『WISH YOU WERE HERE YUZA』を12月17日(水)に発表します。本書は、WOOLRICH各店舗とオンラインストアにて、特定の商品購入者へノベルティとして配布される予定です。
写真集の概要
『WISH YOU WERE HERE YUZA』は、これまでにもフィールドドキュメント写真集をシリーズとしてリリースしてきた「WOOLRICH OUTDOOR LABEL」の新作で、今作は山形県の遊佐町を舞台にしています。この地域の象徴である鳥海山や、庄内平野の広がる田園風景を背景に、地域の文化や人々の暮らしぶり、“風”と“祈り”といったテーマが深く結びついています。その背景には、遊佐町が協力してくれたこともあり、歴史的な意味を持つ制作となりました。
シーズンテーマ「田園の風」
2025年秋冬に向けたテーマ「田園の風」は、遊佐町ならではの風景からインスピレーションを得ています。高い山々と広大な田園、その中に流れる自然の風、そして黒松が一面に広がる景観は、自然と共にある暮らしの美しさを表現しています。これらの要素は、WOOLRICH OUTDOOR LABELが誇るフィールドウェアのデザインにも反映されており、素材や色調、フォルムが見事に融合しています。
写真集に込められたメッセージ
本写真集は、遊佐町の自然や暮らしを追った作品であり、さまざまな視点からその美しさを捉えています。特に、風の強い遊佐町では、江戸時代から続くクロマツの植林活動に焦点をあて、その背後にある人々の思いと努力も紹介されます。また、登山者を安全に導く保全活動や、伝統的な技法である「遊佐刺し子」など、地域に根付いた文化や習慣も詳細に描かれています。
また、「アマハゲ」や「さんど小屋」といった地域に根づく祈りの行事についても触れ、過去から現在にかけての暮らしの軌跡と風景を重ね合わせています。現代は「風の時代」とも呼ばれ、人々は目に見えないものに影響を受けています。その中で、遊佐町がどのように形成されてきたかを探求し、新たな視点を提供する写真集となっています。
写真集の具体的な詳細
- - タイトル: 『WISH YOU WERE HERE YUZA』
- - 仕様: h244mm × w166mm / 64ページ
- - 写真・文: 濱田紘輔
- - 監修: 河埜隆土(WOOLRICH JAPAN)
- - デザイン: 仲村健太郎(Studio Kentaro Nakamura)
- - 編集: 内田洋介
- - 印刷: 藤原印刷
- - 発行: WOOLRICH JAPAN
配布開始日は12月17日(水)、配布はWOOLRICH各店舗およびオンラインストアで行われる予定ですが、数量限定のため配布予定数が達し次第終了となります。加えて、WOOLRICH代官山店では写真作品の展示も行われる予定です。
さらに詳しい情報や最新の展開は、
WOOLRICHの公式サイトやインスタグラム(@woolrich.outdoorlabel)で確認できます。