冬のインフルエンザ事情
2019-10-31 13:00:54
冬のインフルエンザ、ビジネスパーソンが抱える悩みと予防法
冬のインフルエンザ、ビジネスパーソンが抱える悩みと予防法
昨年の冬、ビジネスパーソンの健康状態についての調査結果が発表されました。この調査を行ったのは養命酒製造株式会社で、1,000名のビジネスパーソンを対象にしたものです。インフルエンザや風邪の罹患状況、予防法、さらにはビジネスパーソンが直面したハラスメントについても焦点を当てていきます。
風邪とインフルエンザの罹患実態
調査によると、昨年の冬に風邪をひいたビジネスパーソンは57%に上り、特に20代女性の67.2%が風邪をひいた経験があることが分かりました。この中で、体調を崩した回数は「1回」が最も多く、次に「2回」や「3回」が続きました。さらに、インフルエンザについては、12.2%が罹患したと回答しており、これも驚くべき結果です。特に若い女性層における感染が顕著でした。
風邪とインフルエンザの予防対策
多くのビジネスパーソンは、感染防止のためにさまざまな予防策を実践しています。調査で最も多かった予防法は「手洗い」(71.9%)であり、続いて「うがい」(59.8%)や「マスク着用」(52.2%)といった結果が示されました。意外にも「のど飴をなめる」ことが予防に役立つと認知している人は、わずか28%に過ぎませんでした。のどの乾燥を防ぐことは重要であり、意識を高める必要があります。
インフルエンザ予防にお金をかける意識
ビジネスパーソンが今シーズンの風邪・インフルエンザ予防にどのくらいの金額を費やす意向があるかも調査しました。その結果、インフルエンザ予防には平均して2,654円、風邪予防では2,210円まで出費するつもりだと答えた人が多いことがわかりました。特に、過去にインフルエンザにかかった人の方が、より多くの金額をかける意向があった点も興味深いです。
インフルエンザにかかったときの心の声
インフルエンザにかかった際、ビジネスパーソンが最も希望する慰めの言葉は「ゆっくり休んで」であり、男女ともこの回答が1位でした。特に、女性からは「ずっとそばにいるから」という言葉が支持を集めました。
インフルエンザを理由にしたハラスメントの実態
さらに、職場における「インフルエンザ・ハラスメント」も無視できない問題です。この調査によると、インフルエンザが原因で嫌がらせを受けた経験があると答えたビジネスパーソンはわずか4%でした。具体的には「休ませてもらえなかった」「出社したら1日中嫌味を言われた」との声が多く、職場の理解不足が浮き彫りとなっています。
エンターテイメントとインフルエンザ
最後に、インフルエンザにかかった際に「優しく看病してほしい芸能人」として1位に選ばれたのは新垣結衣さんであり、女性は田中圭さんや福士蒼汰さんがランクインしました。また、アニメキャラで選ばれたのはドラえもんで、皆が望む優しさがここに表れています。感染症対策だけではなく、心のケアも必要な時代に、私たちはどう向き合っていくべきでしょうか。
ビジネスパーソンが直面するインフルエンザ問題は深刻です。体調管理と同様に、職場での理解と協力がますます重要になってきています。今後もこのテーマに注目していきたいと思います。
会社情報
- 会社名
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養命酒製造株式会社
- 住所
- 東京都渋谷区南平台町16-25
- 電話番号
-
03-3462-8111