デル・テクノロジーズ、新サービスでデジタル体験を可視化
デル・テクノロジーズ株式会社は、従業員のデジタル体験を可視化し改善する「Digital Employee Experience(DEX)コンサルティングサービス」を国内市場にて新たに提供開始した。このサービスは、米国市場での実績を基に、従業員のPC利用環境に焦点を当てて展開されている。
DEXの必要性と背景
ハイブリッドワークの普及とSaaSの利用増加に伴い、従業員の働く環境がますます複雑化している。IT部門は、従業員がどのようなデジタル体験を得ているかを把握することが難しくなっているため、企業にとってデジタル環境の体験価値を定量化し、持続的に改善していくことが今や急務となっている。
このような時代背景を踏まえ、デルはデジタル体験を重要なテーマと位置付け、企業の成長戦略を支援するためにDEXコンサルティングサービスを導入した。
DEXコンサルティングサービスの内容
本サービスは、単なるツールの提供だけでなく、評価・計画・運用の支援までを含む包括的なものだ。以下の4つの特徴を持つ。
1.
DEXスコアによる可視化
デバイス性能やアプリケーションの利用状況、ネットワーク状態を定量化し、従業員のデジタル体験を「見える化」する。このスコアを基に、困難を抱えている部署や端末を特定し、必要なIT投資を客観的に判断することが可能になる。経営層へのROI説明も行いやすくなる。
2.
ワークフォースペルソナに基づく最適化
部門や役割ごとの業務特性を分析し、最適なクライアント環境を提案する。これにより、将来のクライアント環境についてのビジョンや投資の優先順位を明確にし、効率的なワークプレース戦略を策定できる。
3.
プロアクティブな運用の定着化
問題の兆候を早期に発見し、未然にトラブルを防ぐことで、ヘルプデスクへの問い合わせを減少させる。これにより、IT部門のリソースを従来の障害対応から改善・企画にシフトさせることが可能になる。
4.
生産性・エンゲージメントの向上
DEXの運用を持続的に行うことで、クライアント環境を常に最適に保ち、従業員の生産性やエンゲージメントを高め、業務負担を軽減しつつ長期的なコスト削減を実現する。
主なサービスメニューの紹介
デル・テクノロジーズは、いくつかのサービスメニューを用意している。DEX評価支援サービスでは、実際の環境でDEXスコアや改善点を可視化し、全社展開に向けた判断材料を提供する。ワークフォースペルソナアセスメントサービスは、部門別の利用実態を分析し、最適なクライアント環境を設計するものだ。また、DEX運用支援アドバイザリーサービスは、運用の定着化を図りつつ、持続的な最適化を実現し長期的な支援を行う。
経営陣のコメント
デル・テクノロジーズ株式会社の執行役員である清水聡泰氏は、「お客様が目指す次世代ワークプレースの実現に向け、Nexthink社のインフラと当社の知見を活用し、データに基づく改善サイクルを確立することを目指しています」とコメントしている。
提供開始について
この新しいDEXコンサルティングサービスは、2026年4月28日から提供を開始し、詳細な価格は個別見積もりとなる。提供はデル・テクノロジーズとその販売パートナーを通じて行われる予定だ。
デル・テクノロジーズについて
デル・テクノロジーズは、企業や人々がデジタル環境で新たな未来を築けるよう支援している。テクノロジーの革新とサービスを融合させて、AI時代のニーズに応えるポートフォリオを提供している。