人工知能の可能性を広げるRidge-iと日本マイクロソフトの連携について
株式会社Ridge-iは、人工知能と深層学習の実用化を推進するため、日本マイクロソフト株式会社と連携し、さまざまなソリューションを提供することを発表しました。この連携は、人工知能技術を活用しようとする企業に対して、包括的な支援を行うものです。
提携の主要なポイント
Ridge-iと日本マイクロソフトの連携は、以下の三つの大きな軸に沿って展開されます。まず一つ目は、顧客に向けた深層学習ソリューションの共同提案です。Ridge-iは、これまでの経験を活かして、AIの導入を考えている企業に対し、Microsoftの強固なクラウドインフラストラクチャであるAzureを用いた効果的なソリューションを提供します。
次に、Microsoft Azure上での深層学習ソリューションの導入支援も行われます。ここでは、深層学習を活用したい企業に対し、Azure IaaSを基にした開発環境やプラットフォームを提供し、実証実験のサポートネットワークを構築します。
最後に、Deep Learning Labというコミュニティにも参加し、ディープラーニング技術をビジネスに応用する専門家たちの連携を強化します。このラボでは、技術とビジネスの両方に精通したプロフェッショナルたちが集まり、業界の課題に対して知見を共有し、最適な解決策を探ります。
幹事企業としてのRidge-iの役割
Ridge-iは、Deep Learning Labの幹事企業として、業界での人材育成と技術の応用を推進します。Ridge-iが培ってきた経験を生かすことで、ディープラーニングによってもたらされるビジネス課題の解決方法をコミュニティメンバーと共有し、技術者や企業のスキル向上に努めます。
期待される効果
日本マイクロソフトの業務執行役員である田丸健三郎氏は、Ridge-iとの提携により、ディープラーニング技術の適用が進むことを期待しています。高まる技術の進化に対応するためには、専門知識が必須ですが、今回の連携がその解決に寄与すると見込まれています。日本国内での人材育成やビジネスの活性化にも貢献する見込みです。
また、Preferred Networksの長谷川順一氏も、Ridge-iとの長期的なパートナーシップにより、顧客ビジネスの課題解決において有用なソリューション提案がなされると期待を寄せています。
企業情報
株式会社Ridge-iについて
Ridge-iは、ディープラーニングを中心とした人工知能のコンサルティングとソリューション開発を専門とするベンチャー企業です。技術者が顧客のニーズに合わせて、最適なソリューションを提案し、実際のビジネスへの応用を追求しています。
所在地は東京都千代田区大手町で、詳細は公式ウェブサイト(
ridge-i.com)で確認できます。
日本マイクロソフトについて
一方、日本マイクロソフトは、マイクロソフトCorporationの日本法人として、クラウドとデバイスにおける革新的かつ安心できる技術を提供することを目指す企業です。将来的には、すべての個人や組織がより多くの成果を上げられるようなプラットフォーム作りにこだわっています。
この提携を通じて、Ridge-iと日本マイクロソフトがどのように人工知能の実用化を推進していくのか、その進展がますます楽しみです。