世田谷区の新BOP学童クラブにCoDMON導入、保育の質向上を期待

世田谷区の新BOP学童クラブに「CoDMON」導入

東京都世田谷区に位置する新BOP学童クラブが、保育・教育施設向けのICTサービス「CoDMON」を2025年4月1日から導入することが決まりました。この取り組みは、職員の業務負担を軽減し、より多くの時間を児童に向けるための一環となっています。

CoDMONの導入予定機能

1. 遅刻・欠席・お迎え連絡

新BOP学童クラブでは、保護者が登降時間帯の遅刻や欠席、お迎え、延長といった連絡をアプリから簡単に申請できる機能が導入されます。これにより、保護者は時間を気にせずリアルタイムで情報を学童クラブに伝えることができ、学童側も電話対応をする必要がなくなります。双方にとって大きな利点です。

2. お知らせ一斉配信

保護者への連絡は、保護者が事前に登録したテンプレートを使って簡単に行うことができます。メール配信の他に、スマートフォンの通知機能を通じて情報が届けられるため、家庭とのコミュニケーションがよりスムーズに進みます。

3. 入退室管理

また、児童の入退室記録はタッチパネルを利用した自動管理システムで行われ、記録された情報は即座に保護者に通知されます。これにより、保護者は自動的に入室予定や欠席の申請ができるようになります。

デジタル化の重要性

「デジタル庁」が2021年に発足し、行政のデジタル化が進む中、ICTの活用は保育の現場でも必須とされています。厚生労働省は保育士という職業の魅力向上を図るために、業務効率化の必要性を報告書において強調しました。また、教育現場においても連絡手段のデジタル化が推進されています。

SaaSのメリット

「CoDMON」はSaaS（Software as a Service）形式で提供され、保育の現場に多くの利点をもたらします。具体的には、導入時間の短縮、費用負担の軽減、新機能の追加が簡単である点が挙げられます。また、柔軟性があり、現場のニーズに応じた改善が行いやすく、保育現場での実績があるサービスを選ぶことで、導入後も安心して利用することができるでしょう。

これにより対象施設は、保育の質を高めつつ、職員が子どもたちに心を傾ける時間を増やすことができるようになるのです。