LAGI日本展開の全貌
2021-12-10 11:52:46
サステナブルデザインの新たな挑戦「LAGI」が日本で始動。
サステナブルな未来に向けた第一歩: LAGIの日本展開
国際的なサステナブルデザインイベント「Land Art Generator Initiative」(LAGI)が、日本での展開を開始しました。これにより、地域社会と共生する再生可能エネルギー施設のデザインコンペが日本でも開催されることになります。この取り組みは、脱炭素社会を実現するための重要な一歩として位置付けられています。
LAGIが目指す理念
LAGIは、地域住民が自分たちの環境に根ざした再生可能エネルギー施設のデザインにも参加することが不可欠であると考えています。これからの時代、環境問題に対する意識が高まる中で、発電施設がただのインフラに留まらず、地域文化やアイデンティティを反映する「パブリックアート」となり得ることが求められています。実際、過去のコンペでは、アートと技術を融合させた先進的なデザインが多数誕生しました。
例えば、2014年のLAGIコペンハーゲンで1位を獲得した「Solar Hourglass」は、その美しさと機能性で高く評価されています。このように、地域住民と専門家が共に考え、創り上げたデザインが、地域活性化にも寄与します。
ATTIQUEとの連携
LAGIの日本展開を推進するパートナーには、クリエイティブエージェンシーのATTIQUEが選ばれました。ATTIQUEは、持続可能なプロジェクトを手がけてきた実績があります。両社は、LAGIプログラムの普及と地域ブランディングを強化するため、コラボレーションを通じて新たな取り組みを進めています。
主な施策としては、LAGIのデザインコンペティションを通じて、地域の魅力を引き出すプロモーション戦略や、小規模イベントの開催支援が挙げられます。これらの施策により、中小企業や自治体がサステナブルな取り組みをスタートしやすくなります。
脱炭素社会の実現に向けて
日本は、2050年までにカーボンニュートラルを実現するための取り組みを進めています。しかし、地域住民と事業者との間の合意形成がうまく進まないケースも多く、これを解消するために地域共生型の再生可能エネルギー事業の実現が求められています。
その中で、LAGIのような国際的プログラムは、地域に根ざした参加型のアプローチを提供し、「脱炭素まちづくり」を進める上で大きな役割を果たすことでしょう。日本の地形や文化に即した独自のデザインが求められる中、LAGIはクリエイティブな発想を促し、地域の課題解決をサポートします。
まとめ
LAGIの日本展開は、単なるデザインコンペに留まらず、地域住民とクリエイターがともに協力して、持続可能な未来を築くための新たな道を開くものです。この取り組みが、カーボンニュートラル社会の実現に寄与することを期待しています。
今後、LAGIは毎年開催される予定であり、私たちのコミュニティと共に、地域の魅力を最大限に引き出すサステナブルな取り組みが進められていくことでしょう。
会社情報
- 会社名
-
株式会社ATTIQUE
- 住所
- 東京都新宿区西新宿新宿パークタワー30階
- 電話番号
-