埼玉の新しい居酒屋
2023-05-29 09:00:01
埼玉県の居酒屋が進化!新たなフードコート業態の魅力
COVID時代の新たな挑戦
埼玉県朝霞市にある居酒屋「三代目鳥メロ朝霞南口駅前店」が、コロナ禍を受けて新しい業態「あさかdeごはん」を2023年5月16日にオープンしました。この新業態は、フードコートスタイルを取り入れ、店内飲食のほか、テイクアウトやデリバリーの対応も行っています。今後はデリバリーサービスの導入を進め、店舗に足を運ばなくても利用できるシステムを構築する計画です。
改装の背景
「三代目鳥メロ朝霞南口駅前店」は、コロナ前は最大150名を収容する居酒屋であり、60名程度の座敷スペースも完備していました。しかし、コロナの影響で団体での飲食が減少し、深夜帯の利用がほとんどなくなってしまいました。それに伴い、居酒屋の運営に関わる諸問題が浮上し、新たな業態への改装が必要とされました。
改装では厨房を拡張し、座敷の一部を冷凍ストッカーや作業スペースに変更。これにより、居酒屋の料理とフードコートのメニューを同じ厨房で作成することが可能に。コロナ禍で苦労した他の飲食店の多くもデリバリーサービスを利用して売り上げを上げており、この店舗も同様の試練を経験しました。
フードコート新業態の取り組み
新たに導入されたフードコート型の業態には、主に3つの異なる飲食店が加盟しています。
1つ目は、「魚丼」専門の株式会社ベルツリーカンパニーによる海鮮丼。
2つ目は、ベトナムの屋台料理を提供する「バインミーバーバー」。
3つ目は、宮崎の辛麺を展開する「猫福」という業態です。
これらの店舗は、主にご飯、パン、麺を中心としたメニューを展開し、同じ業態を別の店舗で既に運営しているため、成功の見込みも高いといいます。今後も新しいコラボメニューなどの導入を視野に入れ、顧客の飽きが来ないように工夫を続けていく方針です。
新たな集客戦略の模索
居酒屋は通常夕方からの営業が一般的であったため、昼間の需要はほとんどありませんでした。しかし、生活スタイルが変わった今、多様な集客戦略が求められることに。新たにランチ需要を意識したフードコートの併設を通じて、地域住民にアプローチする動きが始まっています。そして、プロジェクターを活用した映画やスポーツイベントのパブリックビューイングなど、多目的利用の提案も行われる予定です。
まとめ
コロナ後の新たな市場環境において、埼玉県の大箱居酒屋がどのように業態を転換し、地域に密着したサービスを提供していくかが注目されています。大箱の居酒屋からフードコート型飲食スペースへと進化した「あさかdeごはん」が、次世代の飲食スタイルの一つとして、成功を収めることができるのか。今後の展開には大いに期待が寄せられています。
会社情報
- 会社名
-
株式会社 満丸カンパニー
- 住所
- 東京都板橋区赤塚新町1-24-10
- 電話番号
-
03-5967-2262