バレエ『えんとつ町のプペル2024』再演決定
絵本『えんとつ町のプペル』は、73万部以上を発行し、多くのファンに愛されてきました。この名作が映画、音楽朗読劇、演劇、ミュージカル、さらには歌舞伎と多様な形でそのメッセージを届けてきた中で、2023年に初めてバレエ作品として舞台に登場しました。その初演は大好評を博し、観客からのスタンディングオベーションを受けて幕を下ろしました。
そして、2024年9月19日(木)には、再演される『えんとつ町のプペル2024』が予定されています。初日前日の9月18日(水)には、0歳から観劇可能な一般公開ゲネプロが実施されることも決定しました。この取り組みは、お母さんが子どもと一緒に安心して舞台を楽しむ場を提供することを意図しています。
キャストと振付
本作の振付を手掛けるのは、若手振付家の宝満直也氏。製作総指揮には関巴瑠花氏が務め、原作・脚本を担当する西野亮廣氏が新たに取締役として運営協力を行う株式会社CHIMNEY TOWNが関与しています。主なキャストには、プペルとブルーノを演じる風間自然氏、元NBAバレエ団プリンシパルの竹田仁美氏がルビッチ、八幡顕光氏がスコップ、白石あゆ美氏がレベッカを演じます。
このバレエでは、絵本のカラフルな世界観が舞台セットや美しい衣装で表現され、ダンサーたちの力強い表現により、言葉のないバレエであっても物語が観客に深く伝わります。
子供から大人まで楽しめる内容
バレエには、クラシックパドドゥや華麗なコールドバレエのシーンに加え、コンテンポラリーダンスによる迫力ある表現がふんだんに盛り込まれています。特に、スコップと子どもたちとのコミカルなダンスシーンは、観客を楽しませてくれること間違いなしです。これにより、年齢を問わず多くの人々に愛される作品となっています。
ゲネプロの意義
製作総指揮の関巴瑠花氏は、0歳からの入場が実現した意義について語っています。「お母さんが子どもと一緒に観に行ける場所があれば、バレエへの関心が高まるのではないか」。彼女は自身の子育て体験を踏まえ、親子一緒に舞台を楽しむ大切さを感じた結果、この取り組みを進めてきたと言います。子どもが成長する中で、舞台観劇の習慣を失わないための工夫も考えられています。
公演情報
- - 公演日程: 2024年9月19日(木) 14:00/19:00
- - 場所: めぐろパーシモンホール大ホール
- - キャスト: 風間自然(プペル)、竹田仁美(ルビッチ)など
- - チケット情報: 公開ゲネプロは9月18日(水)16:30開演。チケットは親子共に利用できる特別プライスで販売中です。
- - 公式サイト: えんとつ町のプペル公式サイト
家族皆で素敵な時間を過ごすことができる『えんとつ町のプペル2024』。ぜひ、この機会に足を運んでみてはいかがでしょうか。