東京とロンドンをつなぐバイリンガル雑誌「BOURGEOIS」は、2024年10月23日から10月31日の期間、新宿 北村写真機店にて10周年記念イベントを開催します。本イベントでは、同雑誌の10年間の軌跡を振り返ることをテーマに、特別な展示が行われることに注目が集まっています。
「BOURGEOIS」は2015年に、当時23歳のYUSUKE.D.MARIA氏がロンドンで創刊しました。東京とロンドンの文化を融合させることを目的とし、日英の架け橋となるコンセプトをもとに発行されています。今回の10周年イベントでは、これまでに刊行された書籍11作品と、選りすぐりの写真10点が展示される予定です。中には、編集長自らがパリで撮影した著名アーティストの作品も揃っており、新宿 北村写真機店では初めての公開となります。
地下1階に位置する「ベースメントギャラリー」では、写真やアートを愛する人々に向けて、様々なイベントや展示を行ってきました。今回の「BOURGEOIS 10TH ANNIVERSARY」では、過去のアーカイブ展示とともに、10年にわたる編集者の努力と成果を称えるかけがえのない機会です。
さらに、会期中の10月25日と31日には、YUSUKE.D.MARIA編集長によるトークショーも予定されています。参加者は、これまでの活動の裏話や今後の展望について語る貴重な機会を得ることができます。
オリジナルグッズも販売予定で、Tシャツやスウェット、トートバッグなど、こだわりのアイテムを手に入れることができます。これらの詳細は新宿 北村写真機店の公式HPで発表される予定です。
「BOURGEOIS」は、現代において何が事実で何が虚構なのかが見えづらくなっていると感じているYUSUKE.D.MARIA氏の思いから生まれました。経験に価値を置く若い世代に対して、「物質的なものよりも、経験に時間とお金を使ってほしい」という姿勢を持ち続け、新たな文化の発信者としての役割を果たしています。
新宿 北村写真機店は、2020年にオープンし、写真やカメラを愛する人々にとっての魅力的なスポットとして注目を集めています。山崎智彦社長が率いるこの店では、さまざまなカメラと写真文化の発信に取り組んでおり、各階に専門のセクションが設けられています。2024年6月には特に注目を集めるライカブティックも開設され、今後も多様な活動が期待されています。
参加者は、東京とロンドンの文化が交差するこの特別な時間を楽しむことができ、今後の活動へのインスピレーションを得られることでしょう。「BOURGEOIS」の10周年記念イベントは、ただの展示ではなく、人と人をつなぐ架け橋となる体験を提供しています。