菱洋エレクトロが取り扱うAIコンピュータ「NVIDIA DGX Spark」
菱洋エレクトロ株式会社は、デスクトップサイズでありながら大規模なAIモデルの実行が可能な新製品「NVIDIA DGX™ Spark」の取り扱いを始めました。この製品は、近年急速に進化している生成AIの需要に応えるもので、特に研究者やデータアナリスト、教育機関において迅速なテストや検証が求められています。
デスクトップで実現するAIの未来
「NVIDIA DGX Spark」は、コンパクトにデスクに設置可能な筐体に最新のNVIDIA GB10 Grace Blackwell Superchipを搭載しており、最大2000億のパラメーターを持つ大規模な生成AIモデルを利用するための高性能コンピュータです。従来のハイエンドAIインフラよりも導入のハードルが低くなっており、クリエイターやエンジニアなど価格に敏感なユーザーにも手が届く範囲の製品となっています。この製品の登場により、これまで限られたリソースのもとでしかアクセスできなかったAI技術が、より多くの人々にとって身近なものになるでしょう。
迅速な提供体制
菱洋エレクトロは、迅速な納品体制を整え、必要なタイミングでお客様がすぐに活用できるよう努めています。特に大学や研究機関は高性能なAI処理を必要としていますが、限られたリソースの中でいかに高度な計算環境を導入できるかが大きな課題とされています。菱洋エレクトロは、NVIDIAの一次代理店としての経験を活かし、これらのニーズに応えています。
AIの将来への貢献
今後、生成AIの活用はさらに広がると考えられています。大学教授や学生、研究者の皆様に向けて、本製品を通じた高性能な計算環境を提案するだけでなく、NVIDIA AI Enterprise™やNVIDIA DGX Sparkソフトウェアスタックを活用したAIソリューションも展開しています。このような製品組み合わせにより、プロトタイプの開発から実際のAI運用への移行がスムーズに行えるようになります。
菱洋エレクトロは、これらの取り組みを通じて学術界や企業におけるAI開発の普及と、国内におけるAI技術力の向上、さらには基盤整備に貢献していくことを目指しています。
会社概要
菱洋エレクトロは、エレクトロニクス商社として半導体・デバイスやICTソリューションを強みとし、次世代技術の実装を支援する多様なサービスを提供しています。1961年の設立以来、顧客のニーズに応じた製品販売やコンサルティング、開発などを行い、お客様の課題に対する解決策を提供してきました。
所在地は東京都中央区築地で、代表取締役社長は中村守孝氏です。菱洋エレクトロのミッションは、テクノロジーの革新を支えることにより、より良い未来を創造することです。