詩楽劇『めいぼくげんじ物語夢浮橋』が話題に
2025年2月に東京国際フォーラムで上演予定の詩楽劇『めいぼくげんじ物語夢浮橋』のキービジュアルが公開され、その豪華キャストが注目されています。本作品は、世界最古の長編小説の一つである『源氏物語』の中でも特に重要な部分である「宇治十帖」を描いたもので、壮大な物語全54帖の中から「橋姫」から「夢浮橋」までの10帖に焦点を当てています。
参加キャストの紹介
この公演には、豪華なキャスト陣が揃い踏みします。大君役は、元宝塚歌劇団星組のトップスターである北翔海莉が務め、女性の視点を通して物語を色鮮やかに表現します。次に、薫役には若手の実力派、中村莟玉が登場し、今後の歌舞伎界を引っ張る存在として期待されています。
匂宮役には、ミュージカルや舞台で活躍する和田琢磨が起用され、その存在感で観客を魅了するでしょう。また、中の君役には、宝塚歌劇団星組の男役スター天華えまが演じる予定です。演出・振付は、日本舞踊尾上流四代家元の尾上菊之丞が担当し、伝統芸能のエッセンスが加わります。
その演出から生まれる新しい視点での『源氏物語』が、どのように表現されるのか、今から楽しみです。
公演詳細
詩楽劇『めいぼくげんじ物語夢浮橋』は、2025年2月8日(土)から2月12日(水)まで、東京国際フォーラムホールD7で上演されます。各日の公演は、12:00と16:00の2回行われ、チケットは全席指定のため、事前に予約が必要です。
チケットの価格は、詩楽劇チケットが9,900円、詩楽劇と講演会のセットが11,000円となっており、講演会は自由席での実施となります。公演当日の組み合わせによって、講演を聴くことができます。
講演会の内容
公演に併せて行われる講演会『源氏物語を識る、聴く、詠む』も見逃せません。この講演会では、源氏物語や宇治十帖の基本知識を分かりやすく解説し、物語の魅力を深めるための貴重な時間が提供されます。
講師には、若村亮氏、山下智子氏、林和清氏、望月麻衣氏などが名を連ね、各々が持つ専門的な視点で『源氏物語』を掘り下げます。また、講演も全て自由席で、劇場に足を運ぶことで追加の体験が得られる機会となることでしょう。
チケット購入情報
チケットは、11月2日から先行(抽選)販売が開始され、12月2日からは一般販売も行われます。取り扱い店舗は、チケットぴあやローソンチケット、イープラスなど、複数のサイトにて購入可能です。公式サイトには、詳細な情報が掲載されているので、ぜひチェックしてみてください。
さあ、源氏物語の新たな解釈を体験するために、ぜひこの貴重な公演に足を運んでみてはいかがでしょうか。