国産材商談会『JAPAN ReWOOD』
2022-08-19 17:00:05
国産材の未来を探る!木材商談会『WOOD COLLECTION 2022 JAPAN ReWOOD』開催
国産材の未来を探る!木材商談会『WOOD COLLECTION 2022 JAPAN ReWOOD』開催
東京都は、国産木材の価値再発見と普及に向けて、日本各地の木材事業者と首都圏の事業者のマッチングを促進する展示商談会「WOOD COLLECTION 2022『JAPAN ReWOOD』」を開催しました。2022年8月24日から26日までの3日間、東京都立産業貿易センター浜松町館2階展示会場で行われたこのイベントには、全国から約70の企業・団体が出展し、活気に満ち溢れていました。
多彩な国産木材との出会い
ウッドショックの影響もあり、国産木材の需要は高まっています。このイベントでは、建築資材や家具、雑貨など、幅広い分野で活用できる国産木材が展示され、来場者は実際に手に取って素材の質感や香りを楽しむことができました。
専門家によるセミナーが充実
イベント期間中には、林業・木材業界の未来を展望するセミナーが多数開催されました。
注目を集めたセミナー
「ウッドショックから一年。その先に見えるもの」 林材ジャーナリストの赤堀楠雄氏による講演では、ウッドショックの原因や日本の林業が抱える課題、そして今後の展望について解説されました。
「木のまちかどから始まる未来」 建築家・内海彩氏による講演では、都市における木造建築の可能性と課題について、氏の経験に基づいた興味深い話が展開されました。
「資源へのアクセシビリティを高める建築・都市・社会」 建築家の塚本由晴氏による講演では、古今東西の建築の知見を駆使し、建築がどのように資源を活用し、持続可能な社会に貢献できるのかについて語られました。
「今求められているWELL-BEINGに根ざした開発とは? 人々とつながる地域材の役割」 建築家の清水卓氏による講演では、東京都立川市にある複合施設GREEN SPRINGSを例に挙げながら、地域材を活用したウェルビーイングタウンの開発について解説されました。
「ちょうどいい材木ラジオ 公開収録 国産材フリークによる木材業界をモリアゲる5つのコツ」 ウッドショックをチャンスと捉え、木材業界を盛り上げるための具体的な方法をユーモアを交えて紹介する公開収録が行われました。
「ウッドショックの遠因について」 東京木材問屋共同組合の常務理事・小泉勝氏による講演では、ウッドショックの原因や今後の対策について、冷静かつ客観的な分析がなされました。
国産木材の魅力を発信
イベント会場には、国産木材の魅力発信拠点「MOCTION」が設置され、木質化の事例展示や木材調達に関する相談、全国の木製品案内などが行われました。また、多摩産材で作成された木塀の展示も注目を集めました。
まとめ
「WOOD COLLECTION 2022『JAPAN ReWOOD』」は、国産木材の利用促進に向けた取り組みの一環として開催されました。木材業界関係者だけでなく、一般の方々も参加し、国産木材の魅力や可能性を感じることができたイベントとなりました。今後も、国産材を活用した持続可能な社会の実現に向けて、このようなイベントが開催されることが期待されます。
会社情報
- 会社名
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WOODコレクション2024「JAPAN ReWOOD」 運営事務局
- 住所
- 東京都中央区築地1-13-14 NBF東銀座スクエア9F 株式会社 博展内 WOODコレクション2024「JAPAN ReWOOD」 運営事務局
- 電話番号
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