新たな働きやすさを提案する「VIE POD」
コクヨ株式会社は、VIE株式会社、東京建物株式会社と共同で新たな可動式ブース「VIE POD」を開発しました。このブースは、音楽や映像を通じて脳に刺激を与えることで、働く環境をより快適にし、生産性の向上を図ることを目的としています。2023年9月下旬からの発売が予定されており、特にオフィスビル内での活用が期待されています。
「VIE POD」とは何か?
「VIE POD」は、コクヨの既存製品「WORKPOD FLEX」を基に開発され、 VIEの提供する「ニューロミュージック」によって雰囲気を一新します。この音楽は、科学的に証明された方法で脳に影響を与える設計になっており、リラックスしたり集中したりするための環境を作り出すことができます。さらに、これに映像コンテンツを組み合わせて、自分自身を高めることができるプライベート空間を提供します。
開発の背景
日本の少子高齢化に伴い、多くの企業が人手不足や生産性向上に苦しんでいる現状があります。そのため、従業員が快適に働ける環境の必要性が高まっています。「VIE POD」は、ストレス軽減や集中的な作業のための新しい空間としての価値を提供し、ウェルビーイングを促進することが目指されています。人が日々接する情報量が増加する現代において、脳疲労が蓄積しやすい環境を改善するブースが求められています。
特徴と技術
1. ニューロミュージックの導入
ブース内に設置された高音質のサウンドバーと大画面モニターを妙に統合し、ユーザーが「ストレス軽減」や「集中」を選択することで、理想的な脳状態に導く音楽体験を実現します。
2. 操作性の向上
ブース内のタブレット操作により、作業や気分に合わせた状態を簡単に選択できます。これによって、誰でも手軽にニューロミュージックを体験できるようになっています。
3. 快適な使用環境
「VIE POD」は、空気の換気性も考慮されており、約40秒ごとに室内の空気が入れ替わる設計です。この他にも、常時換気を行う人感センサーや調光機能がついたLEDライトなど、安心して作業できる環境が整っています。
まとめ
「VIE POD」は、優れた作業環境を提供するだけでなく、従業員の集中力やリラクゼーションをサポートし、新しい働き方を促進することを目指しています。東京建物のオフィスビルへの導入が予定されており、この新しいブースがどのように企業の働き方を変えるのか、今後が非常に楽しみです。コクヨは、これからも音楽や映像による新たな価値を提供し続けることで、快適なワークスペースを実現していくことでしょう。