モナコでの世界大会出場が決まった日本代表、起業家精神を祝う

モナコでの世界大会に挑む日本の起業家

日本全国の起業家の中から選ばれた代表が、モナコで開催される世界大会に出場することが決まりました。その名も「EYアントレプレナー・オブ・ザ・イヤー2017 ジャパン」。このアワードは、日本のアントレプレナーたちの才能を国際的に評価するための唯一の表彰制度であり、今年で17回目となります。

世界大会への出場権を獲得

授賞式には、各地区で選出されたファイナリストたちが参加し、「アクセラレーティング部門」と「チャレンジング・スピリット部門」の受賞者が発表されました。その中から日本代表に選ばれたのは、株式会社ティーケーピーの河野貴輝代表取締役社長です。彼は、自身の起業の原点や情熱を振り返りながら、モナコでの挑戦への期待を語りました。

河野貴輝氏の受賞コメント

「18歳で大分県から東京に出て、起業を目指してきました。この受賞を機に海外での挑戦を真剣に考えるようになりました。モナコで世界中のアントレプレナーたちと交流することが楽しみです。」と、河野氏は喜びを表現。

新設された賞「グローバル・エクスペリエンス・モナコ賞」

さらに、モナコ政府観光会議局は、新たに「グローバル・エクスペリエンス・モナコ賞」を設立しました。この賞は、部門大賞受賞者の中から、日本代表には選ばれなかったものの、今後の活躍が期待できる起業家を選び、モナコでの世界大会に帯同させるというものです。第1回目の受賞者は本多プラス株式会社の本多孝充氏で、彼もまたモナコでの経験を通じて新たなインスピレーションを得ることを期待しています。

モナコの魅力と目的

モナコは「地中海の宝石」と称される世界で二番目に小さな国であり、ビジネスや観光のビッグな可能性が広がっています。モナコ政府観光会議局は、観光業の発展を目的とした活動を展開しており、特にビジネス渡航需要の促進に力を入れています。日本人がモナコを訪れることで、様々な分野での一流の体験を積むことができます。