越境ECを支援するジグザグ、インバウンド消費の潮流に乗るキャンペーンを展開
株式会社ジグザグ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:仲里一義)は、越境EC支援を行う「WorldShopping BIZ」を通じて、国内EC事業者と海外のカスタマーをつなぐ新たなサービスを展開しています。最近、同社はインバウンド消費の増加に対応するため、国際送料の価格を据え置くキャンペーンを導入しました。この取り組みは、顧客の買い控えを防ぎ、事業者が販売の機会を逃さないようサポートすることを目的としています。
価格据え置きキャンペーンの背景
新型コロナウイルスの影響により、行動制限が緩和され経済活動が回復している中で、円安や資源価格の高騰が進行し、様々な商品の価格が上昇しています。その影響を受けて、EC事業者は商品価格の見直しだけでなく、コスト削減にも注力しています。
特に、越境EC市場では配送コストの上昇が顕著であり、多くの運送業者が繁忙期に追加料金を設定しています。このような状況の中、ジグザグは「WorldShopping BIZ」を利用している国内のEC事業者向けに、国際送料の実質負担を軽減するキャンペーンを実施することを発表しました。
このキャンペーンは、2023年9月15日から10月31日までの期間にわたって行われ、国内EC事業者は国際発送にかかる超過分の送料を軽減し、海外カスタマーへの販売促進を図ります。さらに、国際送料の価格据え置きが実施されることにより、消費者が購入を躊躇することなく、商品を手に取れる環境を提供します。
秋冬商戦に向けたWキャンペーンの実施
また、ジグザグではすでに計画していた中国や韓国の連休に合わせて、インバウンド消費を喚起するための割引キャンペーンも展開します。この秋冬の時期は、特に購買意欲が高まりやすく、最大2,000円の割引が提供されることで、海外カスタマーの心をつかむ狙いがあります。
観光庁の調査では、2024年の訪日外国人による旅行消費額が増加傾向にあり、外国人観光客の購買意欲が再び高まっています。この流れを受けて、ジグザグは訪日経験のある消費者をターゲットに、越境ECでの購入を促進しています。データによると、訪日経験のある外国人は日本のECサイトでの購入経験が高いことが分かっており、ジグザグではリアルなインバウンドの前後に消費を確保するための施策を強化しています。
趣向を凝らしたクーポンキャンペーン
今回のWキャンペーンでは、国内EC事業者と海外カスタマー両方に向けた特典が用意されています。国内事業者向けに国際送料を据え置くキャンペーンを実施し、海外カスタマー向けには10,000円以上の購入時に割引が適用される仕組みがあります。
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国内EC事業者向け: 期間中、対象事業者は国際送料の一部を負担するキャンペーンに参加でき、販売の促進を図ることができます。
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海外カスタマー向け: 購入金額に応じて最大2,000円の割引を受けられるクーポンが提供され、さらなる購買促進が期待されます。
ジグザグの越境ECプラットフォームの特徴
「WorldShopping BIZ」は、越境ECを始める際のハードルを取り除くため、海外向けの多言語対応、海外決済、海外配送などを一手に支援するサービスです。特に、言語対応や決済のサポートは、海外市場での販売を目指す事業者にとって非常に重要な要素であり、ジグザグではこれらのサービスを通じて、国内ECの国際運営をサポートします。
ジグザグの取り組みは、国際的な市場での日本のブランドの認知度を高め、持続可能な越境ECの発展を促進するものとなっています。今後も同社の動向に注目が集まります。