PCパーツブランドとして定評のある玄人志向が、新たに高性能なグラフィックボード「Radeon RX 9060 XT」を発表しました。本製品はホワイトカラーのデザインを特徴とし、デュアルファンを搭載することで冷却性能を大幅に向上させています。
高い冷却性能を実現
Radeon RX 9060 XTは、主にゲームやクリエイティブ用途での利用を想定して設計されています。特に、流体力学の原理を取り入れた大口径デュアルファンによる冷却性能は驚異的であり、パフォーマンスが最大限に発揮される際でも、熱の管理が得意です。このデュアルファンは、GPUに搭載されたセンサーによって自動的に運転を調整するセミファンレス設計も採用しており、一定の温度を超えない限りはファンを停止させることで、静音性も保たれています。
熱伝導の効率
本製品に搭載されているヒートシンクは、銅ベースをGPUに直接接触させ、熱伝導効率を最大化しています。これによって、Thermal throttlingを回避し、安定したパフォーマンスを持続的に発揮することが可能です。また、ホワイトカラーはデザイン性にも優れており、他のホワイトカラーのPCパーツと組み合わせた際の相性も抜群。自作PCユーザーには嬉しいポイントでしょう。
スペックと価格
Radeon RX 9060 XTは、コアクロックがBoost時に3230 MHz、メモリはGDDR6規格で16GBの容量を誇ります。メモリクロックは20 Gbps、ビット幅は128 bitであり、ハイスペックなゲームやアプリケーションでも高いパフォーマンスを発揮します。
さらに、出力端子としてDisplayPort2.1aが2基、HDMI2.1bが1基搭載されているため、4Kや高リフレッシュレートのモニターにも接続可能です。保証期間は1年間、想定売価は68,000円前後(税込)で、2025年6月20日に発売予定です。
複数バリエーションも展開
Radeon RX 9060 XTは、8GBのメモリを搭載したモデルも展開しています。こちらも同様にホワイトカラーのデュアルファンを採用し、基本性能は大きく変わりません。コアクロックが3130 MHzで、メモリサイズが8GB、想定売価は57,980円前後(税込)となっています。どちらのモデルも、複雑なグラフィック処理が求められる場面でその実力を発揮することでしょう。
玄人志向の「Radeon RX 9060 XT」、是非自作PCに取り入れてみてはいかがでしょうか。これからのグラフィック環境での活躍が楽しみです。