インクカートリッジ回収
2017-08-31 14:00:05
ジット株式会社が進めるインクカートリッジ回収プログラムの意義と影響
ジット株式会社のインクカートリッジ回収プログラム
ジット株式会社は、環境保護の取り組みとして、昨年実績で約1,425トンのCO2排出を抑制することに成功しました。この重要な取り組みは、インクカートリッジの再利用を促進するためのものであり、全国各地の自治体や役場と連携を図っています。
日本国内では、毎年約1億2,000万個のインクカートリッジが使用されており、その中の約5,000万個が回収されています。しかし、残念ながら多くのカートリッジは家庭ごみとして焼却または埋め立てられ、環境に悪影響を及ぼしています。そこで、ジットでは「インクカートリッジ再生事業」を立ち上げ、廃棄されたカートリッジを独自の技術で再生、再使用するシステムを構築しています。
地域への取り組みとエコ意識の向上
特に注目すべきは、家庭から最も近い公共施設にインクカートリッジ回収ボックスを設置することで、地域のごみの量を削減することです。この活動はエコ意識の向上にも貢献しており、子どもたちにも「もったいない」という精神を教える良い機会となっています。具体的には、東京都羽村市を皮切りに、山梨県、神奈川県、栃木県、静岡県など、全国50市区町村への回収ボックスの設置を目指しています。
ジットの回収プログラムは1996年に始まりました。この年頃から環境問題が広く認識されるようになり、消費者からの「使い終わったカートリッジを捨てるのはもったいない」という声に応える形でスタートしました。これまでの実績として、2016年度には約1,425トンのCO2を削減しました。
無償での回収システム
この回収プログラムは、利用者にコストを負担させない仕組みとして設計されています。ジットが提供する着払い伝票を用いることで、利用者は無償でカートリッジを回収し、リサイクルすることが可能です。このようにして、ジットはエコ活動を通じて地域貢献と環境維持を両立する目標を達成しようとしています。
企業背景
ジット株式会社は、リサイクルインクの事業を先駆けて展開している国内有数の企業であり、その名は「Just In Time」に由来しています。1991年の創業以来、人間的な経験やサポートを大切にしながら、環境に優しいサービスを追求してきました。社員教育と人材育成に力を入れ、地域社会に貢献することを企業理念の軸にしています。
企業として、ジットは「地元山梨から世界へ夢と元気を届ける」ことを目標に掲げています。そして、これからも環境保護に向けた取り組みをフォーカスし続け、持続可能な社会の実現に寄与していく所存です。このような活動が、次世代のためにより良い環境を残す手助けになることを願っています。
会社情報
- 会社名
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ジット株式会社
- 住所
- 山梨県南アルプス市和泉3
- 電話番号
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055-280-8105