カイコハナサナギタケの効果
2024-08-09 11:47:30

男性更年期症状に効くカイコハナサナギタケの実力が臨床試験で証明される

男性更年期症状緩和にカイコハナサナギタケ冬虫夏草が寄与



近年、男性の更年期障害が広く知られるようになり、社会的な関心が高まっています。このたび、第一工業製薬が発表した研究により、カイコハナサナギタケ冬虫夏草が男性更年期の諸症状を緩和する効果があることが確認されました。この成果は2024年8月5日に発行される日本抗加齢医学会雑誌「アンチ・エイジング医学」に掲載されます。

健康な中高年男性を対象とした臨床試験



本研究は、健康な中高年男性60名を対象に行われた無作為化二重盲検プラセボ対照並行群間比較試験です。参加者は4週間にわたり、カイコハナサナギタケ冬虫夏草を摂取するグループとプラセボを摂取するグループに分けて、その効果を検証しました。主要な評価基準として、試験参加者の唾液中のテストステロン量やAMSスコア(男性更年期症状に関する自記式質問紙)を利用しました。

研究結果の概要



試験結果によると、BMIが25kg/m²以上の肥満傾向者において、唾液中のテストステロンが有意に増加したとされています。また、テストステロン値が低めだった性腺機能低下傾向者では、「いらいら」や「疲労-無気力」といった更年期症状が有意に改善されたことが分かりました。これにより、カイコハナサナギタケ冬虫夏草の摂取が男性更年期症状の緩和に寄与することが裏付けられました。

LOH症候群と社会的影響



加齢やストレスが影響し、テストステロンが減少することで生じる加齢性腺機能低下症(LOH症候群)は、国内で600万人以上が潜在的患者とされています。この症候群はホットフラッシュ、イライラ、うつ症状、睡眠障害、性機能低下など、男性のQOLに大きく影響を与えるだけでなく、メタボリックシンドロームや心血管疾患、さらには認知症のリスクを高めるとも言われています。

カイコハナサナギタケの重要性



カイコハナサナギタケ冬虫夏草は、これまで自身の体験から「活力が増した」や「性機能が改善された」といった声があり、今回の研究でその効果が臨床的に確認されました。この菌類は、テストステロンを増加させ、男性更年期の症状を緩和する食品として期待されています。今後、第一工業製薬はさらなる研究を進め、ストレス社会や超高齢化社会の課題に対して貢献していく方針です。

今後の展望



テストステロンは、男性だけでなく女性の心身の健康を維持するためにも重要なホルモンです。カイコハナサナギタケ冬虫夏草は、このホルモンを増加させることで、様々な健康リスクを低下させると期待されています。LOH症候群に悩む多くの人々にとって、対処法としての可能性が広がることが期待されます。

当社は、今後も研究を続け、社会課題の解決に向けた取り組みを進めていきます。詳細な情報については、以下の連絡先までお問い合わせください。

この研究に関するお問い合わせ先:
第一工業製薬株式会社 広報IR部
電話: 075-276-3027
メール: [email protected]
住所: 京都市南区東九条上殿田町48番地2


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会社情報

会社名
第一工業製薬株式会社
住所
京都府京都市南区吉祥院大河原町5        
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075-323-5911

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