NSWと萩原エレクトロニクスが協業へ、新たなITソリューションの時代を切り開く

NSW株式会社と萩原エレクトロニクスの協業

概要

NSW株式会社（以下NSW）と萩原エレクトロニクス株式会社（以下萩原エレクトロニクス）が新たなパートナーシップを結び、ITソリューションの開発およびマーケティングに取り組むことを発表しました。この協業は、両社がそれぞれの専門知識を活かして生産性の向上を図ることを目的としています。

NSWの強み

NSWは、システム構築、ITインフラの設計・運用、クラウドサービスを一貫して提供する企業です。特に、自動運転技術や組み込みシステム開発において高い技術力を有しています。車載分野や通信機器の設計開発において幅広い実績を誇り、その効率的なシステム開発フレームワーク『GEBOTS』は特に注目されています。このフレームワークは、無人化や省力化に向けた制御ソフトウェアの開発を支援します。

萩原エレクトロニクスの役割

一方、萩原エレクトロニクスは、半導体や電子部品の販売に加えて、組み込みシステムのPoC（Proof of Concept）開発支援および受託開発を行っています。また、産業向けECUプラットフォーム『EZEL』は、特に画像処理やAIに特化した機能を提供し、迅速な市場投入を実現することを目指しています。このような両社の強みが組み合わさることで、より強力なITソリューションが生まれると期待されています。

協業の目的

今回の協業において、NSWと萩原エレクトロニクスは、遠隔操作や自動化を可能にするためのソリューションを開発することを目的としています。また、安心・安全な機能を加えることで、より堅牢なシステムを提供していく方針です。両社の目指すのは、顧客にとって生産性向上に寄与するシステムの提供に他なりません。

今後の展望

今後は、両社の協業による新たなサービスの創出が期待されます。展示会への共同出展を通じて、顧客基盤を拡充し、共に成長していく方向性を明確に示しています。特に、2025年1月に東京ビッグサイトで開催される『Factory innovation week 2025・第9回ロボデックス』への出展がその一環です。ここでは、EZELプラットフォームとGEBOTSを活用した新たなソリューションが紹介される予定です。