東京・渋谷区で、オンラインの運動・発達支援サービス「へやすぽアシスト」を運営するPAPAMO株式会社が、新たな運動教室「へやすぽDIME運動教室 渋谷ほんまち校」を開校します。この取り組みは、3人制プロバスケットボールチームのTOKYO DIMEと一般財団法人渋谷区スポーツ協会の協同によるもので、特に療育支援が必要なお子さまをターゲットにしたインクルーシブな環境を提供します。
新しい教室の目的
「へやすぽDIME運動教室」は、運動が苦手なお子さまや療育手帳を持つ方々が楽しみながら身体を動かせる場所を目指しています。これは、SOS(ソーシャル・オーガニゼーション・サポート)として社会的ニーズに寄り添った試みであり、地域でも推進されている「インクルーシブな運動環境」を実現するための重要なステップです。
すでに電子プラットフォームで1,000を超える独自の発達支援プログラムを提供している「へやすぽアシスト」ですが、健全な肉体の発達に対する需要の高まりから、TOKYO DIMEとのコラボレーションが生まれました。この4つの団体が手を組むことにより、子供たちへの支援が更に拡大され、新たなビジョンが形成されることが期待されています。
運動へのニーズ
これまでに5,000人以上の子どもたちが「へやすぽアシスト」サービスを利用しており、発達の悩みを持つ多くの家庭から支持されています。特に「縄跳びができない」「自転車に乗れない」といった小学生以降の運動ができないことが多く見受けられます。また、姿勢や集中力の問題も、身体の発達不足による影響がプロファイリングされています。他にも、多くの要因で日常的に身体を動かす機会が減少したことも問題視されています。
新教室の具体的な特徴
「へやすぽDIME運動教室 渋谷ほんまち校」は、対象年齢を年少から中学生まで広げており、運動が苦手と感じる子どもや基礎から運動を学びたい方にぴったりです。開校日は2023年9月5日で、無料体験会が8月22日と29日に予定されています。
教室の場所は渋谷区本町コミュニティセンターの3階スタジオで、毎週金曜日の午後にセッションが開催されます。定員は各クラス8名で、月謝は税込7,200円、入会金として5,000円が必要です。これにより、少人数制でのきめ細かい指導が実現できます。
トレーナーたち
教室のトレーナーは、子どもたちに対する熱い思いを持った専門家たちです。メイントレーナーの秋山コーチは、子どもたちに「できた!」を大切にし、幅広い運動指導に取り組んでいます。また、齋藤コーチは600人以上の子どもたちへのオンラインサポート経験を持ち、発達に配慮したアプローチを行っています。
さらに、くわなコーチは長年の経験を生かし、身体面の支援に特化した指導を行っています。彼らの協力により、子どもたちは楽しく運動に取り組み、心の成長も促されるでしょう。
代表者の期待
PAPAMO株式会社の橋本咲子代表は、今回の取り組みに強い期待を寄せています。「誰もが自分らしさを育めるインフラを作る」という理念を掲げており、安心してチャレンジできる場を提供したいと語ります。TOKYO DIMEの岡田優介代表も、今後はより広い視野で「スポーツ×福祉」に力を入れていく考えを示しています。
この新しい運動教室が、子どもたちの「できた!」を育む場として地域に根付いていくことが期待されています。プログラム詳細やお申し込みは公式サイトをご確認ください。