進化する東金町小の教育
2024-09-03 17:01:27

ICTと探究学習で進化する!東金町小の革新的教育の全貌

東金町小学校の革新教育を探る



東京都葛飾区に位置する葛飾区立東金町小学校は、2024年10月22日にパナソニック教育財団特別研究指定校として注目の研究発表を行います。この発表では、ICTを活用した日本型STEAM教育の実践方法や教育理念について触れ、同校がどのように教育環境を進化させているのかが紹介されます。

教育のスタンダード化を目指して



研究のテーマは「ICTを活用したSTEAM型教育をベストミックスした令和の学びのスタンダード化の実現」。約10年ぶりに特別研究指定校となった東金町小学校では、公立小学校としての特性を活かし、ICT教育と探究学習の融合に挑んでいます。この取り組みの背景には、教育現場の変化や新型コロナウイルスの影響、また学校の建て替えなどの要因があります。

探究と習得をつなぐカリキュラム



同校では、これまでの教育成果や課題を元に「習得-活用-プロジェクト-探究」という新しいカリキュラムの枠組みを開発しています。この構造は、児童が主体的に学ぶ力を育てるものとして位置付けられており、ただの調べ学習ではない、より深い探究を実現することを目指しています。特に、1年生から6年生までの多様な授業が公開され、実践的な学びの場が設けられます。

授業公開での実践例



1年生国語【習得-活用】


1年生の国語科では、基礎的な「読み」「書き」「計算」をしっかりと習得させるだけでなく、習得した知識をどのように活用するかについても重視されます。指導では「読み」と「書き」のスキルアップを図るとともに、それを【活用】や【プロジェクト】にどうつなげていくかを考えています。

4年生算数【活用】


4年生の最近の授業では、面積の問題解決において、児童がグループで情報を共有し合いながら互いに助け合うことで新たな解決策を見い出しました。ICTを駆使した協力的学習環境は、個々の思考を刺激し、集団での問題解決力を高めています。

5・6年生総合【探究】


5・6年生では「自分の好きをトコトン!」というテーマのもとにフィールドワークを行い、探究のための材料を集めます。児童が各自に興味を持ち、自発的に探究を深めることができるような取り組みは、今後の学びに大きく寄与します。

研究協議会での主体的学び



特別研究指定校発表の後には、参加者同士がじっくりと交流し、学び合う場を設けることが重要視されています。この研究協議会では、ジグソー法を用いて教員同士が積極的に意見交換を行います。この方法により、コミュニケーションが図られ、参加者一人ひとりの教育実践がフィードバックされ、学びの深化が促進されることを目指しています。

学生向けオープンデイの開催



また、同校では2025年2月に学生向けの学校公開「オープンデイ」を開催。教育現場で実際の授業を観察することで、未来の教員になるためのイメージを具体化するチャンスを提供しています。参加者は自由な立場で現場の実情を体験し、教育に対する理解を深められます。

終わりに



葛飾区立東金町小学校の革新的な取り組みは、今後の教育現場において重要な指針となるでしょう。児童が主体的に学ぶことができる環境を整備し、教育の未来を切り開くこの発表にぜひ足を運んでみてください。


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会社情報

会社名
葛飾区立東金町小学校
住所
東京都葛飾区東金町1ー33ー1葛飾区立東金町小学校
電話番号
03-3627-1411

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