ウポポイが提供する新しい家族旅行の形
北海道白老町に位置するウポポイ(民族共生象徴空間)は、アイヌ文化を体験し学ぶための拠点として、家族連れに特化した「ウポポイ旅育ガイドブック」を発表しました。このガイドブックは、家族旅行を通じて子どもの成長を促す旅育を支援する内容となっており、親子で楽しむためのプログラムや観光情報が満載です。
「旅育」とは?
「旅育」という言葉は、家族旅行を通じて子どもたちの成長を促す教育活動を指しています。ウポポイでは、親子で一緒に新たな体験や発見をすることが、子どもの探究心や自主性、協調性、そしてコミュニケーション力を育むと信じ、様々なプログラムを用意しています。
豊かな自然と文化の中で
ウポポイ周辺は豊かな自然に恵まれた地域で、アイヌ文化を体感できる多彩なプログラムが魅力です。しかし、広大な敷地や多様なアクティビティの中で、「どう観覧したら良いかわからない」といった声も多く聞かれます。そこで、家族旅行をスムーズに進めるためのガイドブックが必要だと考えられています。
3ステップで楽しむ旅育
ガイドブックには、旅前から旅後までの3ステップで楽しむ方法が提案されています。具体的には、まず旅行の計画を家族で話し合い、次にウポポイでのアクティビティを体験し、最後にその旅行を振り返るという流れです。特に、ウポポイでのアイヌ語体験やムックリ(口琴)の演奏体験など、遊びを通して文化を理解する貴重な機会が用意されています。
特典キャンペーンの実施
さらに、2025年の7月から2026年の2月までの期間中、ガイドブックを利用することで抽選でウポポイオリジナルグッズが当たる「ウポポイ旅育キャンペーン」が行われます。このキャンペーンは、訪れた家族がスタンプラリーに参加し、スタンプを集めることで応募できる形式となっています。そのため、家族全員での参加が可能で、旅がより楽しい思い出になること間違いなしです。
ウポポイのアクセス情報
ウポポイへのアクセスは、JR白老駅から徒歩約10分、新千歳空港からは高速道路または列車を利用して約40分と非常に便利です。入場料は一般大人が1,200円、中学生以下は無料で、特別展示や体験プログラムは別途料金が必要です。
まとめ
「ウポポイ旅育ガイドブック」は、ただの旅行ガイドではなく、家族での遭遇や体験を通じて子どもたちの成長を支える手助けをします。この新たな取り組みを通じて、より多くの家族がウポポイを訪れ、アイヌ文化へ理解を深めることができるようになるでしょう。ウポポイでの旅育の魅力に触れながら、親子の絆を深める特別な旅を計画してみてはいかがでしょうか。