カターレ富山とゴールドウインが取り組む環境状況改善
カターレ富山と株式会社ゴールドウインは、多くのサポーターと共に、環境に配慮した活動を進める「GREENプロジェクト」を展開しています。このプロジェクトは、J2リーグの「カターレ富山」が公式サプライヤーであるゴールドウインと共に進めるもので、2022シーズンからスタートしました。
不要衣服回収の実績
2024シーズン中、これまでに行われた不要衣服の回収では、合計1,064kgもの衣服が集まりました。この活動には、計9回の実施で272人の参加者が協力してくれました。回収された衣服は、循環型リサイクルシステム「GREENCYCLE」で仕分けられ、各パートナー企業に配送されて新たな製品の原料として再利用されます。これにより、廃棄物を減らし、持続可能な社会に向けた取り組みが進められています。
2025シーズンの展望
2025シーズンも引き続き、ホームゲーム会場にて不要衣服の回収活動を予定しています。具体的な日時としては、3月30日から始まり、4月、5月、6月に掛けて全10試合で実施される予定です。回収対象は、ゴールドウイン製や他社製の衣服で、観客は家にある不要な衣服を持参することが推奨されています。参加者には、カターレ富山のSDGsオリジナルステッカーがプレゼントされ、サポーターの皆さんにも楽しみながら環境保護に貢献していただきます。
ユニフォームのリサイクル素材
特筆すべきは、2025シーズンのカターレ富山のユニフォームに使用される素材です。ゴールドウインと「GREENプロジェクト」によって全国から回収されたポリエステル製の不要衣服は、高品質なポリエステル樹脂にリサイクルされています。これにより、エコフレンドリーなデザインとともに、ファンの感情やアイデンティティを表現するビジュアルが特徴となっています。
環境への挑戦を続けるゴールドウイン
また、ゴールドウインは、モノづくりや環境づくりを柱に、人々の挑戦を支援する企業です。持続可能な素材や技術の開発を重視し、スポーツとアウトドアを中心に、より良い未来のための活動を続けています。地域との連携を図ることで、環境負荷を減らし、自然を豊かにする活動への貢献が目指されています。
環境意識の高まりとともに、こうした取り組みは、地域の人々やサポーターとの連携を深め、持続可能な社会へ向けた道筋を築くことでしょう。これからも分別した衣類を持ってスタジアムへ足を運び、共に未来を創り上げていきましょう。