万田発酵の巨大野菜
2024-02-06 10:10:02
万田発酵、巨大ジャンボ野菜の収穫で地域貢献に取り組む
万田発酵と収穫されたジャンボ野菜
広島県尾道市に本社を置く万田発酵株式会社は、2023年12月から2024年1月にかけて自社農場、HAKKOパークで育てたジャンボ大根とジャンボキャベツを収穫しました。この取り組みは、地元の学校や直売所との連携を通じて、地域の食育や地産地消の推進に貢献しています。
地元に無償提供されたジャンボ大根
収穫したジャンボ大根は、因島内の小中学校5校に無償提供されました。子供たちはその大きさに驚き、給食で提供された際には、その甘さや美味しさに感激したとのことです。また、ANAクラウンプラザホテル広島でも、ジャンボ大根が使用されたブッフェメニューが用意されました。HAKKOパークでは、2月末までに植えられたジャンボ大根を間近で堪能できるイベントも開催されています。
ジャンボキャベツの魅力
一方、2023年12月に収穫されたジャンボキャベツは、原料である植物用万田酵素の影響で、環境にやさしく栽培されています。こちらもHAKKOパーク内やJA尾道市の直売所で販売され、多くの方がその大きさに驚き、購入の列ができるほどの人気を集めています。
食品ロスへの取り組み
近年、規格外の野菜が廃棄される事例が増え、社会問題としても取り上げられています。万田発酵はこの問題を解決するため、地元での販売や提供、展示を通じて、ジャンボ野菜の有効活用を図っています。特に、2023年2月には「最も重い大根」の世界記録を達成し、その魅力をさらに広める契機となりました。
万田発酵の農業のこだわり
万田発酵は、「植物本来の生命力を引き出す」という理念のもと、30年以上にわたり大根の栽培に取り組んできました。特に、耐病総太りと万田オリジナル品種を掛け合わせた独自の大根を育成しており、その育成過程では病害虫に配慮した農薬を用いない方法を選び、地元の土壌に適した栽培を行っています。
HAKKOパークについて
万田発酵の隣に位置するHAKKOパークは、訪れる人々に「発酵」を体験してもらうためのテーマパークです。ショップやカフェ、様々な体験ができる施設として、自然との共生を大切にしています。また、地域の環境保全活動にも力を入れており、都市緑化機構の認定を受けた施設でもあります。
まとめ
万田発酵の取り組みは、単に健康食品の製造に留まらず、地域との良好な関係を築き上げ、持続可能な社会の実現に貢献していることが評価されています。今後も独自の技術を通じて、健康や環境、食に関するさまざまな課題の解決に努めていくことでしょう。
会社情報
- 会社名
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万田発酵株式会社
- 住所
- 広島県尾道市因島重井町5800-95
- 電話番号
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