お米と野菜の新しい関係
昨今、高騰を続けるお米の価格や供給不安が世間を騒がせています。こうした状況下で食品配達サービスを提供するOisixが、新しいアイデアを提供しています。それが「かさましベジ」。
「かさましベジ」とは、旬の野菜を用いてお米のボリュームを増やす新しい調理法です。これにより、消費者は高騰したお米の代わりに、手軽に栄養価の高い野菜も取り入れることができます。特に、規格外品や未利用部分を利用するため、フードロスの削減にも貢献します。
「かさましベジ」の導入背景
日本の米市場は、昨年から続く価格高騰や供給不足によって大きな影響を受けています。農林水産省によると、最近の米の平均価格は4214円で、前年と比べて2108円も高い状況にあります。このため、消費者はスーパーやコンビニでの購入に慎重になり、食生活にも影響が出てきています。
Oisixは、このような背景を受けて「かさましベジ」コーナーを設け、野菜を使ってごはんのボリュームを増やす提案を始めました。ブロッコリー、にんじん、新玉ねぎなどの旬の野菜を炊き込むことで、従来のごはんに新たな風味を加えることができます。美味しさに加え、野菜の甘みや旨味を存分に引き出すことができるのが魅力です。
「雨晴食堂」での体験
さらに、大崎駅東口に位置する「雨晴食堂」では、5月26日から「かさましベジ」を用いたランチメニューが期間限定で登場します。この食堂では、大崎駅から直結の便の良い立地を活かし、さまざまな企業の従業員や一般の利用者に向けたヘルシーなランチを提供します。ここでは、白ごはんも選べるため、選択肢が広がるのも嬉しいポイントです。
環境に配慮した取り組み
Oisixは、収量不足に悩む生産者を支援するため、流通しない規格外の野菜を積極的に活用しています。また、「雨晴食堂」では、お米とともに炊き込むことで、カット時に出た端材や不揃いの野菜を使用することで、フードロスの削減にもつなげています。これにより、環境にも優しい特徴があります。
自宅でも楽しむ「かさましベジ」レシピ
Oisixでは、家庭でも楽しむことができる「かさましベジ」のレシピも紹介しています。例えば、米2合を水に浸し、野菜を入れて通常通りに炊くことで、手軽にヘルシーなごはんが完成します。ブロッコリーやにんじん、アスパラガス、トマトなど、様々な野菜でアレンジが可能です。
例: ブロッコリーの炊き込み
1. お米を洗い、浸水させる。
2. 塩とコンソメの素を加えて、硬いところを除いたブロッコリーを中央に置いて炊く。
3. 炊き上がったら、しゃもじでほぐして混ぜる。
この「かさましベジ」、ぜひ家庭でも試してみてはいかがでしょうか? お米の価格高騰に対抗しつつ、より健康的で美味しい食生活を実現できる新提案です。今後もOisixは、生産者と消費者の架け橋となるような取り組みを続けていくことでしょう。
店舗情報
- - 名称: 雨晴食堂 (AMEHARE Shokudo)
- - 住所: 東京都品川区大崎1-11-1 ゲートシティ大崎 ウエスト 3F
- - アクセス: JR大崎駅南改札口から徒歩3分
- - 営業時間: ランチ 11:30~14:00 (LO 13:30)、ディナー 17:30~22:00 (LO 21:30)
- - 定休日: 土・日・祝
「かさましベジ」を通じて、あなたの食卓に新たな彩りを加えてみませんか?
食品宅配サービス「Oisix」について
Oisixは2000年に設立し、安心・安全に配慮した食品を全国へ届けています。特に、野菜や添加物を使用しない加工食品を取り扱い、多くの消費者から支持されています。その取り組みの一環として、必要量の食材とレシピがセットになったミールキット「Kit Oisix」も展開中で、シリーズ累計出荷数は2億食を超えている注目のサービスです。