富士ソフトの新認定
2024-12-24 14:34:19

富士ソフトが神奈川県初のプラチナくるみんプラス認定を取得

富士ソフト株式会社は、厚生労働省からの認定を受け、「プラチナくるみんプラス認定」を神奈川県で初めて取得しました。この認定は、不妊治療と仕事の両立を支持する職場づくりに積極的な企業に対して与えられるもので、近年増加する不妊治療を受ける労働者の支援に取り組む姿勢が評価されています。

不妊治療は、労働者にとって通院が頻繁に必要であるため、精神的にも経済的にも負担が大きい業務です。そのため、両立が難しく、仕事を辞めるケースも見受けられます。これが労働力の減少や企業に蓄積されたノウハウの喪失といった問題を引き起こす要因となっています。こうした中で、厚生労働省は2022年4月に「不妊治療と仕事との両立」をテーマにした新制度、くるみんプラスを導入しました。

富士ソフトは、「企業は人なり」という基本理念を掲げ、心身ともに健康でいられる職場環境を創出することに重点を置いています。すでに2008年には「くるみん認定」、2019年には「プラチナくるみん認定」を取得し、子育て支援にも力を入れています。このたび新たに導入された「不妊治療休暇・休業」は、育児や介護といった他の休暇制度とともに、社員の多様な生活状況とライフイベントに対応できるように再編されます。これにより、社員がより柔軟に働き方を選択できるよう支援しています。

今回の認定は、富士ソフトが実施している取り組みの成果として評価されたもので、神奈川県の企業としては初めての快挙です。社員一人ひとりのライフスタイルの多様性に配慮した取り組みを今後も継続し、より充実した職場環境の実現を目指していくことを表明しています。特に、育児や不妊治療、さらには介護に関する制度を充実させることによって、今まで以上に社員が「ゆとりとやりがい」を感じることができる職場を構築していく方針です。

また、企業の持続可能な成長を図るためには、働きやすい環境をいかに維持し向上させるかが重要です。富士ソフトは今後も社員の意見を尊重しながら、さまざまな角度からのアプローチで労働環境の改善に努め、多くの企業が参考にできるモデルケースとなることを目指します。

このような取り組みは、今後の日本社会における労働環境の多様化や、労働者が持つ権利の尊重に繋がる重要なステップであり、多くの企業が追随することを期待されます。働きやすい環境が実現できれば、より多くの人が活躍できる社会が構築されるでしょう。

ここで紹介した内容は、富士ソフトによる統合報告書2024に詳しく記載されており、ぜひこの機会にご覧いただきたいです。


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会社情報

会社名
富士ソフト株式会社
住所
神奈川県横浜市中区桜木町1-1
電話番号
045-650-8811

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