初の風況データ配信
2024-12-09 14:23:29

国際ヨットレースで初のリアルタイム風況観測データ配信を実施

国際ヨットレースで初めての試み



2024年11月21日から24日まで、滋賀県守山市のヤンマーサンセットマリーナで行われた「BIWAKO DRAGON INVITATION 2024」で、メトロウェザー株式会社が画期的な技術を使用してリアルタイム風況観測データを配信しました。この試みは、セーリング界において新たな一歩を踏み出したと言えます。

リアルタイム風況観測データの配信について


メトロウェザーは、これまで予測風況データの配信は行っていましたが、リアルタイムでの風況観測は世界初の試みです。大会期間中、彼らは自社が開発した「ドップラー・ライダー」を使用し、現場の大型ビジョンを通じて観測データを発信しました。レース参加者や観客たちは、視覚的に風の状況を確認できる画期的な体験をしました。

技術の背景と目的


メトロウェザーは、安定的で安全な社会を実現するために、「ドップラー・ライダー」技術の革新に取り組んでいます。この大会において、ヤンマーベンチャーズ株式会社との連携により、国際的なセーリングイベントであるドラゴン級ヨットレースに参加することとなりました。もちろん、これは技術的な貢献だけでなく、ヤンマーグループが掲げる「持続可能な未来」に共感し、人や自然の豊かさを追求する理念も実現したいとの思いが込められています。

観測データの詳細


レース出艇前には、平面での2D風況データを配信し、実際のレース中には、Trac Trac JAPANと連携し、3D形式で風速や風向を表示しました。このような情報を視覚的に把握することができることで、参加者や観客はより深くセーリングというスポーツを理解できたのです。

現場の反応


大会期間中、参加チームからはリアルタイムでの風況観測に驚く声が多く上がりました。「予測ではなく、実際の風を計測できることに感動した」「練習やレース分析に活用したい」との意見が寄せられました。メトロウェザーの技術に対する期待は大きく、選手たちの新たな交流の場ともなりました。

今後の展望


この技術を用いた風況観測データの配信は、セーリングだけでなく、様々なスポーツシーンでの応用が考えられます。「ドップラー・ライダー」の特性を活かし、安全管理や競技運営に寄与できる機会を創出していくことで、観客と競技者がともに楽しむことのできる未来へとつなげていきたいと、メトロウェザーは考えています。人々の夢や希望をはぐくむスポーツの場で、今後も新たな価値を提供できる挑戦を続けていくことでしょう。


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会社情報

会社名
メトロウェザー株式会社
住所
京都府宇治市広野町茶屋裏18-1タニヤマ大久保ビル1階
電話番号
0774-46-2002

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