AI Future Talks 第6・7回公開
AI/DX推進の第一線で活躍するデフィデ株式会社(東京都港区)が、AI Future Talksの第6回と第7回を公開しました。このシリーズは、日本のAI研究者とのインタビューを通じて、AI技術の理解と応用に関する洞察を提供するものです。今回は、メディア研究者の宇田川敦史氏と自然言語処理の専門家である小町守氏の2名が登場します。
第6回:宇田川 敦史氏の対談
テーマ:AIを疑う力が、人間の価値を再定義する
武蔵大学の准教授である宇田川敦史氏が語るテーマは、AIアルゴリズムの背後に隠される人間の価値観についてです。彼は、「AIアルゴリズムは中立である」という思い込みがもたらすリスクについて警鐘を鳴らします。企業がAIを利用する際、アルゴリズムに対する批判的思考が不可欠であると強調し、その根拠を実務経験に基づいて説明します。
氏の著書『アルゴリズム・AIを疑う誰がブラックボックスをつくるのか』においては、AIの意思決定を鵜呑みにしないための「深い批判的思考」の重要性が説かれており、これが経営者にとっても重要な視点となるでしょう。特に、経営判断において自己のバイアスを理解し、注意深く情報を選別する力が問われると言います。
得られる視点
- - 経営層が抱える「正しい答え」に関する思い込みを如何に解消するか
- - アルゴリズムを理解する力がAI調達やベンダー選定においていかに影響するか
- - AIを疑う力がID/DX推進を実際に加速させる理由とは
- - AI時代に必要な批判的思考とは
第7回:小町 守氏の対談
テーマ:AIは道具。いかに使うかは人間に責任がある
一橋大学大学院の教授である小町守氏は、自然言語処理の分野で著名な研究者です。彼は生成AIがどれだけ進化しても、依然として人間の「理解する力」に限界があることを強調します。特に、AIによる意図の読み取りや多言語の公平性といった課題は依然解決されていません。彼の著書『自然言語処理の教科書』では、AIの評価の現状を明確に解説し、「AIをどう信頼して使うか」が重要であると述べています。
さらに、AI開発における日本語のデータ資源不足と、それに伴う企業選定の盲点についても言及。ロジカルなプレゼンテーション力の重要性を説き、AIの得意なことと苦手なことを見極める力を持つことが、次世代の研究やビジネスにおいて競争力を決める要素になるとしています。
得られる視点
- - 生成AIの限界を認識することで、適切な使い分けが可能になる
- - 日本企業が見落としがちなAI精度に関する重要課題
- - 人間が習得すべき「ロジカルコミュニケーション力」とは
- - 若手人材に求められる、AIが苦手とすることを見極める力
このように、AI Future Talksの第6・7回は、AIを利用する上での責任や批判的思考の重要性を浮き彫りにしています。今後のAI技術の進展において、この対談が多くの経営者や研究者、学生にとっての貴重な参考資料となることでしょう。今後もAI Future Talksシリーズは続々と新しい研究者との対談を公開予定です。
詳細は
こちらでご確認ください。