群青の追憶、初上陸
2025-11-05 09:38:18

水中写真展「群青の追憶」が長崎県に初上陸!海底の歴史を探る

水中写真家の戸村裕行氏による水中写真展「群青の追憶」が、長崎県佐世保市で開催されます。この展覧会は、長崎県では初めての開催となり、2025年10月31日から11月30日までの間、佐世保市博物館島瀬美術センターと十八親和アートギャラリーで展覧されます。入場は無料ですが、特別展には別途入場料が必要です。

展覧会の概要


「群青の追憶」は、大東亜戦争に関連する艦船や航空機など、戦争の遺跡を追うもので、実際に水中に潜って撮影された写真が展示されます。戸村裕行氏は、このテーマに取り組むために10年以上もの歳月をかけて様々な場所で撮影を行ってきました。今回の開催では、両会場合わせて約70点のパネルが展示される予定です。

第一会場の佐世保市博物館島瀬美術センターでは、ビキニ環礁で核実験の標的艦となった戦艦長門や、佐世保で建造された軽巡洋艦酒匂の現場所が紹介されます。第二会場の十八親和アートギャラリーでは、世界各地の海底に眠る艦船や水中の戦争遺産をフィーチャーした展示が行われます。

戸村裕行氏の経歴


戸村裕行氏は、神戸大学大学院海事科学研究科附属国際海事研究センターのリサーチフェローとして活動する水中写真家です。1982年に埼玉県で誕生し、ライフワークとして続ける水中撮影を通じて、戦争遺産の重要性を広める取り組みを行っています。彼は、これまでにも全国各地で多数の水中写真展を開催し、多くの来場者を集めてきました。

これまでの巡回展


この展覧会は全国各地での巡回展も行っており、2023年6月には茨城県での展示が行われました。過去には広島、鹿児島、福岡などでも開催され、各会場で多くの反響を呼び起こしています。特に、海底に眠る歴史的な遺産との対話を通じて来場者が感じ取ることのできるメッセージが評価されています。

まとめ


水中写真展「群青の追憶」は、単なる展示に留まらず、各艦船や航空機が持つ歴史的な背景をも感じさせる貴重な機会です。これを機に、過去の戦争から学び、未来に向けた平和な社会の構築について考えるきっかけとなるでしょう。長崎県の多くの人々と、歴史を知る機会をぜひお見逃しなく。

会社情報

会社名
OCEAN PLANET 代表 戸村裕行
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