千葉大学発のベンチャー企業である千葉エコ・エネルギー株式会社は、代表取締役社長の馬上丈司氏が総合ビジネス誌『財界』が主催する令和6年度「経営者賞」を受賞したと発表しました。
同社は2013年から営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)に取り組んでおり、国内外で450件以上のコンサルティング実績を誇ります。ソーラーシェアリングは、農地を活用して太陽光発電を行うことで、農作物の栽培と発電を同時に実現する画期的な取り組みです。
千葉エコ・エネルギー株式会社は、ソーラーシェアリングを通じて、農業の活性化、エネルギーの安定供給、地域経済の活性化、CO2排出量の削減など、多岐にわたる社会課題の解決に貢献しています。
今回の受賞は、同社のソーラーシェアリング事業が、地域社会への貢献度が高く評価された結果と言えるでしょう。
受賞理由として、財界のプレスリリースでは「1つの農地で農作物の栽培と発電を同時に行う『ソーラーシェアリング』という手法を実践。農作物の販売と売電による2つの収入を得る新たなビジネスモデルを構築している。また、全国各地でソーラーシェアリングの事業化支援も行うなど、エネルギー確保や農業振興が日本の課題となる中、自然エネルギーによる地域活性化に取り組む姿勢が評価された」とされています。
馬上丈司社長は、「今回の受賞を励みに、食とエネルギーが充足された豊かな社会を実現するべく、より一層の研鑽を重ねて参ります」とコメントを発表しています。
千葉エコ・エネルギー株式会社は、今後もソーラーシェアリング事業を通じて、持続可能な社会の実現に貢献していくと表明しています。