新たなセキュリティ時代へ—パイオリンクが展開するTiFRONTのvCATとは
2025年10月21日から22日、東京で行われる「Security Days Fall 2025」において、株式会社パイオリンクは新機能vCATを搭載したセキュリティスイッチ「TiFRONT」を発表します。セミナーでは、サイバー攻撃に対するTiFRONTの優位性についても深堀りされます。
TiFRONTと新機能vCATの概要
TiFRONTは、常に進化を続けるサイバーセキュリティのニーズに応えるべく設計されています。今回新たに搭載されたvCAT(Virtual Cyber Attack Trap)は、デコイやハニーポッドのように仮想空間に罠を設けることで、怪しい通信や不正アクセスを即座に検知し遮断する能力を備えています。この機能は、日本と韓国で特許を取得しており、パイオリンクにしかないユニークなテクノロジーです。
従来の「TiMatrix」機能との大きな違いは、通信の挙動から不正を判断する点です。これにより、TiMatrixでは検知しきれなかったしきい値の低い通信、すなわち「スローパケット」と呼ばれる微小な異常通信もスムーズに識別可能です。新機能により、拡散のリスクを低減し、より広範囲の脅威に対応することができるようになりました。
TiFRONTの二重遮断機能
TiFRONTには、以下の2つの遮断メカニズムが組み込まれています。
1.
TiMatrix: 以前より搭載されていた検知手法で、しきい値に基づく判断により正常な通信は halt せずに不正な通信のみを遮断します。これにより、突然のインターネット停止などのトラブルを防ぎます。
2.
vCAT: 新たに追加された機能で、低しきい値且つ不正か正常かの判断が難しい通信を、仮想空間上での行動分析を通じて検知し遮断します。既知の攻撃はもちろん、新たな攻撃手法に対しても効果を発揮します。
このように、TiFRONTは、サイバーセキュリティの最前線で、より堅固な防御を可能にします。特に、スローパケットを用いた攻撃が増加する中、迅速な対応が求められる場面でTiFRONTが大きな力を発揮してくれます。
セミナー情報とデモ
「Security Days Fall 2025」におけるパイオリンクブースでは、vCATのリアルタイムデモも展示されます。翌日のセミナーは、14時15分から「なぜ“スイッチ”がセキュリティの主役になるのか?TiFRONTの挑戦」と題して行われ、サイバー攻撃に対するTiFRONTの独自のアプローチに焦点を当てます。このセミナーには席数に限りがありますので、参加を希望される方は事前の予約をお勧めします。
詳しくは、以下のリンクをご確認ください。
今後のサイバーセキュリティの進化に期待が高まります。