保育現場の負担を大幅軽減
保育施設向けの顔認証お迎えシステム『KIDSCALL(キッズコール)』が、国内最大級のベビーテックコンテストである「BabyTech® Awards 2025-26」において認定商品に選ばれました。これにより、施設の業務負担を軽減し、保護者が安心して子どもを預けられる環境を整えるミッションがさらに強化されることとなります。
夕方の忙しさとその影響
保育現場では、特に夕方のお迎えラッシュにおいて、職員が抱える「見えない負担」が問題視されています。インターホンが鳴るたびに職員が作業を中断し、モニターで確認を行う必要があります。“果たして、この人は誰なのか?”という疑問が訪問者に対する心理的負担を生むことがあり、さらに、解錠後に担任の先生に連絡する手間も加わり、保育に集中できない状況が生まれています。
『KIDSCALL』は、この課題を解決するために、最新の顔認証AI技術を活用しています。このシステムの導入により、確認作業が無くなり、先生たちが本来の職務に専念できる環境を提供することが可能になります。
『KIDSCALL』がもたらす新しい体験
1. 先生の負担軽減
事前に登録された保護者がカメラに映ることで、自動的に解錠が行われ、その様子がモニターに通知されます。これにより、インターホンやインカムを使った手作業が不要となり、スムーズな受け入れが実現します。先生たちは、確認作業から解放され、子どもたちとより多くの時間を過ごすことができるようになります。
2. 保護者に優しいシステム
お迎え時間には、荷物を抱えたり、兄弟を連れている保護者も多く、ICカードやスマホを探している余裕がありません。しかし、KIDSCALLの顏認証機能を利用することで、手を使わずに入室でき、保護者にとっても大変便利です。「顔」が鍵となることで安心感を提供し、好印象を与えます。
3. 施設の手間を削減
施設では、セキュリティ強化を目指す一方で、職員に負担をかけたくないという矛盾がありますが、KIDSCALLはこのジレンマを克服しています。顔写真の登録・更新は保護者自身のスマホで行えるため、施設側の作業は最小限に抑えられています。これにより、施設側はシステムに柔軟に対応可能となります。
BabyTech® Awardsとは
「BabyTech® Awards」は、国内に流通するベビーテック商品を表彰し、育児環境の向上を目指すアワードです。2025-26年度は、厳重な審査基準を満たした商品のみが認定されています。この認定を通じて、保育現場が「専門家に認められた安心・安全なシステム」を導入していることを示すことができます。
導入の実績と需要
現在、KIDSCALLはさまざまな保育園や幼稚園での導入が進んでおり、保護者や保育士の声に応える形で需要が高まっています。特に、「昔ながらの温かいお迎えをシステムでより良くしたい」と考える施設から多くの問い合わせが寄せられています。私たちは、このニーズに応え、安全で快適な環境を提供していく所存です。
代表者からのメッセージ
「私たちがKIDSCALLを開発した理由は、先生たちがもっと子どもたちと向き合う時間を持てるようにするためです」と代表の山岡源氏は述べています。テクノロジーは、管理ではなく、人を自由にするものであるべきです。今後も、システムベンダーとしてだけでなく、保育企業と協力し、「子どもたちの安全と未来」を守るパートナーとして努めてまいります。
お問い合わせとサービス
KIDSCALLは、保護者の顔認証とお迎え通知を自動化するクラウドサービスです。導入を検討されている施設の方々は、オンラインでデモや相談を受け付けていますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。