MBKパートナーズ、アリナミン製薬の株式取得を発表!アジア最大級のPEファンドがコンシューマーヘルスケア市場に参入
MBKパートナーズ、アリナミン製薬の株式取得を発表!
アジア最大級のプライベート・エクイティ・ファンドであるMBKパートナーズ(MBKP)が、国内外でコンシューマーヘルスケア事業を展開するアリナミン製薬株式会社の株式を取得することを発表しました。2024年7月3日、MBKPはブラックストーン・グループとその関連会社との間で株式譲渡契約を締結したと明らかにしており、この買収により、MBKPはアリナミン製薬の発行済み株式を取得することになります。
アリナミン製薬は、日本初のビタミンB1製剤「アリナミン」や総合感冒薬「ベンザ」など、人々の健康に貢献する製品を数多く世に送り出してきました。特に、「アリナミン」は長年にわたって高い信頼を獲得しており、同社の代表的な商品として広く知られています。近年では、マーケティングや新製品開発機能の強化に加え、台湾現地法人の設立による海外事業の拡大など、積極的に事業を拡大しています。
MBKPは、2005年の設立以来、幅広い分野の成長企業への投資を通じて、投資先企業の業容拡大や企業価値向上を支援してきました。今回のアリナミン製薬への投資についても、同社の成長戦略に強く共感し、その実行力に高い期待を寄せています。MBKPは、アリナミン製薬の成長戦略に類似するテーマにおいて豊富な支援実績があり、これらを活かして国内販売事業のさらなる強化、海外事業の基盤構築・エリア拡大、D2C事業成長などの加速を後押しすることで、アリナミン製薬の中長期的な企業価値の向上を目指します。
MBKPは今後も、有望企業への投資を通じて、投資先企業の企業価値創出・向上に積極的に取り組み、日本経済及び金融システムのさらなる発展に貢献していくとしています。
MBKパートナーズについて
MBKPは、2005年に設立された、約300億米ドルの運用金額を有するアジア最大級の独立系プライベート・エクイティ・グループです。バイアウトとスペシャル・シチュエーションズの二つの戦略のもと、東アジア市場(日本、中国、韓国)での投資を行っています。東京、上海、香港、北京、ソウルに拠点を有し、これまで東アジア諸国で64社に投資実績があります。
日本においては、弥生株式会社、株式会社ユー・エス・ジェイ、株式会社インボイス、株式会社コメダホールディングス、株式会社TASAKI、株式会社アコーディア・ゴルフ、黒田グループ株式会社、ゴディバジャパン株式会社、株式会社ツクイ、EPSホールディングス株式会社、株式会社SOYOKAZE、HITOWAホールディングス株式会社、ジャパンベストレスキューシステム株式会社など、13社に投資しています。
アリナミン製薬株式会社について
アリナミン製薬株式会社は、2016年4月15日に設立された会社です。本社は東京都千代田区にあり、ビタミンB1製剤「アリナミン」や総合感冒薬「ベンザ」など、医薬品、医薬部外品、医療機器、食品等の製造および販売を行っています。
アリナミン製薬株式会社の概要
商号: アリナミン製薬株式会社
本社所在地: 東京都千代田区丸の内一丁目8番2号 鉃鋼ビルディング 23階
代表者: 代表取締役社長 森澤 篤
設立年月日: 2016年4月15日
資本金: 100百万円
主な事業内容: 医薬品、医薬部外品、医療機器、食品等の製造および販売
* URL: https://alinamin-pharma.co.jp/
MBKPによるアリナミン製薬の株式取得は、同社のさらなる成長を加速させると期待されています。今後、MBKPがアリナミン製薬に対してどのような支援を行っていくのか、注目されます。