新発売・田助人(Tasketto)
2025-06-03 14:50:59

Prodrone、農業用ドローン「田助人(Tasketto)」を新発売!

Prodroneが新たに誕生させた「田助人(Tasketto)」



新たに農業用ドローン「田助人(Tasketto)」が登場しました。このドローンは、愛知県名古屋市に本社を構える株式会社Prodroneが開発したもので、同社が持つ技術とノウハウを結集した製品です。特に注目したいのが、キリックスリース株式会社がこのドローンの独占販売権を取得し、2025年6月3日から販売が始まる事です。

「田助人(Tasketto)」は、災害や防衛などの厳しい条件での使用を念頭に置いて作られた「Prodrone GT-M」をベースに、日本の農業環境に特化して開発されています。ドローン技術が発展する中、バッテリー駆動のドローンが主流の日本において、充電の手間やバッテリーの劣化が問題視されています。この課題に対して、「田助人(Tasketto)」はガソリンエンジン駆動を選択し、作業の中断を防ぎ、迅速に再開できるように設計されています。

農業に寄り添った設計



日本の農業では車両による移動が必須であり、限られた積載スペースも大きな制約となっています。このため、「田助人(Tasketto)」は軽量で持ち運びが容易な設計が求められました。機体の重量はわずか7.5kgで、プロペラをたたむと全長は1,570mm。これにより、乗用車や軽貨物車に積むことが容易となっています。

さらに、このドローンは最大8リットルの農薬を積むことができ、8倍希釈であれば1回の飛行で1ヘクタールの広さをカバーできます。これにより、広い圃場間を移動する日本の農家にとって、非常に便利なツールとなります。

経済性に優れた飛行性能



「田助人(Tasketto)」はコストパフォーマンスも抜群です。1リットルのガソリンで最大45分間の飛行が可能で、燃料補給なしでも東京ドーム1個分、約5ヘクタールの農地を操縦することができます。さらに、GPS機能を搭載し、操作も簡単。手を離せばその場所でホバリングするなど、安定した飛行を実現しています。オプションとして自動飛行機能も備えているため、さまざまなシチュエーションで活躍することが期待できます。

機体諸元と展示会情報



機体諸元


  • - 全長×全幅×全高: 1,570×450×740mm
  • - 機体重量: 7.5kg
  • - エンジン: 32cc
  • - 燃料: ガソリン(ハイオク)
  • - 最大積載量: 8L
  • - 最長飛行時間: 45分
  • - 最大風圧抵抗: 20m/s

「田助人(Tasketto)」は、以下の展示会で実機をご覧いただけます。
  • - Japan Drone 2025
会期: 2025年6月4日(水)~6日(金)
会場: 幕張メッセ(千葉県)
  • - AGTS農業展
会期: 2025年7月9日(水)~11日(金)
会場: 愛知国際展示場(愛知県)

Prodroneの目指す未来



Prodroneは「地域から一番信頼されるドローンカンパニーになる」というビジョンのもと、中部地方のドローンエコシステムを構築しています。また、同社では他にも、多用途にわたる産業用ドローンの開発・販売を行っており、人々の生活や産業に革命をもたらす技術革新を追求しています。今回の「田助人(Tasketto)」もその一環として、さらに進化した農業の実現に寄与することが期待されています。


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会社情報

会社名
株式会社Prodrone
住所
愛知県名古屋市天白区中平1丁目115
電話番号
052-890-8800

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