リユースとアートのコラボイベント
横浜市青葉区で、初の試みとなる特別なイベント「布が紡ぐ物語—リユース×アートの可能性」が、2025年7月24日から26日まで開催されます。このイベントは、認定NPO法人森ノオト、横浜美術大学、アートフォーラムあざみ野が連携し、リユースの楽しさとアートの魅力を融合させたものです。
「めぐる布市」とは
“めぐる布市”は、2017年から続く森ノオトのプロジェクトで、古布を通じて循環型社会を目指しています。地域で集められた古布は、地域の女性たちによって企画、販売、さらにはアップサイクルへと生まれ変わります。普段は拠点の住宅で定期的に開催されるリユースショップですが、今回は普段とは異なる出張フェアとしての形で実施されます。
横浜美術大学の役割
横浜美術大学は創造性豊かなカリキュラムが魅力の私立美術大学で、アートに興味のある若者たちのための場所です。今回のイベントでは、学生たちが自らの作品を展示したり、オリジナルのテキスタイルを販売したりする機会を得て、アートとリユースの関係を新たに示します。
アートフォーラムあざみ野とは
アートフォーラムあざみ野は、性別に関係なくすべての人の尊厳を守り、自分らしく生きられる社会を目指す男女共同参画センターと、創造活動を促す市民ギャラリーから成る施設です。地域の文化や芸術を推進し、人々が出会い交流する場の提供に力を入れています。
イベントの内容
このコラボイベントでは、以下のような豊富なプログラムが予定されています。
- - リユース物販: 参加者は、古布や手芸用品のリユース販売を通じて、エコかつクリエイティブな商品の数々を手にすることができます。
- - ワークショップ: 親子で楽しめるオリジナルぬいぐるみ作りやリメイクポシェット、ファブリックパネルなど、交流しながら作るワークショップがあります。大人向けのワークショップでは、リユース布を使用してのガウチョパンツ作りも行われます。
- - 作品展示: 横浜美術大学の学生が製作した「布×アート」作品や、特別コンテストで選ばれた受賞作品も展示されます。どれも独自の視点から布の魅力を引き出した作品ばかりです。
- - スペシャルトーク: 横浜美術大学の加藤良次学長による、染色に関するトークショーも行われます。染色の魅力を直に聞くことができる貴重な機会です。
参加のメリット
このイベント参加の最大の魅力は、リユースの面白さを再発見し、新たな人との出会いを楽しむことができるという点です。地域の特色を生かした取り組みの中で、環境への配慮と文化芸術の振興を一緒に体験し、自らの創造力を引き出すことができるでしょう。
今年の夏、横浜の地で「布が紡ぐ物語」にぜひ触れてみてはいかがでしょうか。あなたの新しい発見が待っています。