アップサイクル技術
2025-09-03 15:25:02

サステナブル経営WEEKで注目のアップサイクル技術「ネオクロマト・プロセス」

未来を見据えたサステナブル経営WEEKにおける新技術の登場



2025年9月17日から19日まで、幕張メッセで開催される「サステナブル経営WEEK」において、株式会社ミマキエンジニアリングは新技術「ネオクロマト・プロセス」を展示します。この技術は、使用後の宣伝用タペストリーやのぼり旗などのポリエステル生地を脱色し、再印刷することでアップサイクルするプロセスで、CO2排出量を最大95%削減できることが見込まれています。そして、この取り組みは資源の循環利用を促進し、脱炭素社会への新たな道を切り拓くものです。

1. 直面する環境問題とその背景



現在、ポリエステル生地は軽量で丈夫な性質から、主に宣伝用タペストリーや垂れ幕に使用されています。しかし、これらの多くは使用後に焼却処分され、その際に大量のCO2が排出されることで環境に悪影響を及ぼしています。この問題は、持続可能な社会を実現する上で大きな課題と言えます。ブランドや製造業、行政機関が協力して持続可能性の向上に取り組む必要があります。

2. ミマキエンジニアリングの取り組み



ミマキエンジニアリングは、テキスタイルプリンタのリーダーとして、ポリエステル生地のアップサイクル技術の実現に向けた研究開発を進めています。「ネオクロマト・プロセス」はその一環として、画期的な技術として注目されています。これは、既存のプリントされた生地を脱色し、再び新しいデザインで印刷し直すことで、無駄を削減しながら資源を有効活用します。

3. 展示内容と実機の展示



展示会では、ネオクロマト・プロセスの紹介だけでなく、実際の脱色と再印刷の過程を観察する機会も提供されます。来場者は、この革新的な工程を間近で体験し、どのようにアップサイクルが行われるのかを学ぶことができるでしょう。さらに、初めてこのプロセスの実機を参考展示し、技術の実用化に向けた具体的な進め方を説明します。

ミマキエンジニアリングは、今後もお客様の期待に応えるべく、新技術の革新に挑み、より持続可能な社会の実現に貢献していきます。サステナビリティを推進するための新たな可能性を模索し、企業や行政機関、製造業者と共に取り組む姿勢を示しています。

参加情報



  • - 展示会名: 第7回サステナブル経営WEEK 秋
  • - 開催日: 2025年9月17日~19日
  • - 場所: 幕張メッセ
  • - ブース: E27-14

この機会に、多くの方々がアップサイクルの重要性と「ネオクロマト・プロセス」の魅力を知り、持続可能な未来に向けた一歩を踏み出していただければ幸いです。


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会社情報

会社名
株式会社ミマキエンジニアリング
住所
長野県東御市滋野乙2182-3本社・牧家工場3階
電話番号
0268-64-2281

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